13回の新月のある年に 作品情報

じゅうさんかいのしんげつがあるとしに

ファスビンダー最大の問題作

13回の新月のある年にのイメージ画像1
13回の新月のある年にのイメージ画像2

男性から女性に性転換をしたエルヴィラ。過去には結婚し娘もいるが、男装して男娼を買いに街に出るような曖昧な性を生きている。一緒に暮らしていた男クリストフが家を出て行き、傷つくエルヴィラを、仲の良い娼婦ツォラが支える。二人はエルヴィラがかつて働いていた精肉場を訪れ、育ての親シスター・グルドンを訪ねる。エルヴィラは過去を振り返ろうとする。妻イレーネと娘マリアンとも会うが、それは昔の自分に戻れないことを確認することであった。エルヴィラはアントン・ザイツという男に会いに行く。エルヴィラが性転換をするきっかけは、彼への愛があった。アントン・ザイツは強制収容所を生き延び、フランクフルトの大物となっていた…。

「13回の新月のある年に」の解説

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが、70年代の終わりに放った問題作。2018年、渋谷ユーロスペースで国内初上映。(作品資料より)

13回の新月のある年にのイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年10月27日
キャスト 監督・脚本・撮影・編集・美術・製作ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
出演フォルカー・シュペングラー イングリット・カーフェン ゴットフリート・ヨーン
配給 アイ・ヴィー・シー
制作国 西ドイツ(1979)
上映時間 124分

(C)2015 STUDIOCANAL GmbH. All Rights reserved.

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-03

更に本編に在る彼の就業先だった牛の屠刹場のシーンはフレデリック・ワイズマン監督のドキュメンタリー映画見たいに余すところの無い描写で〈日常の中の非日常〉がrealに活写されていて鮮烈な印象を与えた?

最終更新日:2022-07-29 15:08:16

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