ナラタージュ 作品情報
ならたーじゅ
島本理生の禁断の恋愛小説、実写映画化
大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる…。
「ナラタージュ」の解説
2006年版「この恋愛小説がすごい!」1位に輝いた島本理生・禁断の恋愛小説「ナラタージュ」を、恋愛映画の名手・行定勲監督が映画化。高校教師・葉山を嵐の松本潤、ヒロインを有村架純が演じる。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年10月7日 |
---|---|
キャスト |
監督:行定勲
原作:島本理生 出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地 市川実日子 瀬戸康史 |
配給 | 東宝、アスミック・エース |
制作国 | 日本(2017) |
(C)2017「ナラタージュ」製作委員会
ナラタージュのロケ地
動画配信で映画を観よう!
ユーザーレビュー
総合評価:4.13点★★★★☆、83件の投稿があります。
P.N.「まい」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-07-04
人を好きになるのは、苦しくて、つらくて、思い通りに行かなくて、でも好きで、自分の感情もままならない。スクリーンを通して感じる、水の中にいるような息苦しい静寂が、恋愛の渦中の苦しさのようで胸が詰まる。正直もう二度と思い出したくない醜さ、汚さ、激情。けれど、そんな全てを抱きしめ包み込んでくれる作品。エンドロールの主題歌は救いだった。この感想さえ嫌悪する人がいるだろうと思うほど賛否きっぱり分かれる映画だと思う。私はほんとうに好きな映画。これからもふとした時にひとりで観たくなるだろう。