黄金のアデーレ 名画の帰還 作品情報

おうごんのあでーれめいがのきかん

クリムトの名画の返還を求めた裁判の実話

黄金のアデーレ 名画の帰還のイメージ画像1
黄金のアデーレ 名画の帰還のイメージ画像2

1998年のLA。姉を亡くしたばかりのマリアは、オーストリア政府にナチスに没収された叔母の肖像画の返還を求めるよう、駆け出しの弁護士ランディに仕事を依頼する。戦前のウィーンで資産家の家に育ったマリアだが、ナチスの台頭によりアメリカに移住した過去を持つ。最初は気が乗らないランディだったが、その肖像画がクリムトの名画で評価額が1億ドル相当である事を知り、引受けるがウィーンの審問会で申請は却下され…。

「黄金のアデーレ 名画の帰還」の解説

2006年、当時市場最高値(約160億円)となる落札価格で、クリムトの「アデーレの肖像」が競り落とされた。アデーレ一族はユダヤ人だったため、その絵画はナチスに没収され、戦後はオーストリアのベルベデーレ美術館にあった。それをアデーレの姪のマリアが返還を求め裁判を起こした。本作はその出来事を映画化。返還を求めた時、マリアはすでに82歳。映画は現代と過去の回想シーンを行き来し、1枚の絵に込められたある一家の愛情を映し出す。嫌な過去を忘れようとする風潮はどの国も同じだが、決してそれを忘れられない人もいる。その思いを知れば、その肖像画は単なる“観賞用の名画”ではない事が、本作を観た人ならわかるだろう。

黄金のアデーレ 名画の帰還のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年11月27日
キャスト 監督サイモン・カーティス
脚本アレクシ・ケイ・キャンベル
出演ヘレン・ミレン ライアン・レイノルズ ダニエル・ブリュール ケイティ・ホームズ
配給 ギャガ
制作国 アメリカ=イギリス(2015)
上映時間 109分

(C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD)LIMITED 2015

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ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、4件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-04

画家が描いた絵画は個人の想いの結晶だし、優れている名画では人間関係や時代の空気も写し出す時代の証言者…。本編のクリムトの絵の様に、戦争のどさくさで、所有権が個人の手から離れて仕舞い…。諦めず粘り強く奪還して行くプロセスそのものが、とてもサスペンスフルだ!!

最終更新日:2019-04-21 13:16:37

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