乱れからくり 作品情報
みだれからくり
連続殺人の解決に乗り出す勝敏夫の活躍
玩具メーカー「鶴寿堂」の製作部長の馬割朋浩が交通事故に遭って死んだ。息をひきとる直前、同乗していた妻、真棹の首を締めようとしながら。「鶴寿堂」社長・馬割鉄馬に依頼されて会社乗取り工作を調査していた興信所の社員勝敏夫は、すんでの所で真棹を助け出した。馬割家は江戸時代以来の人形作り一節に歩んできた一族で、現在は、脳溢血で倒れた三代目の鉄馬に替って息子の宗児が営業部長を、鉄馬の弟、龍吉の息子朋浩が製作部長を担当して店の経営にあたっていた。しかし、朋浩の妻、真棹と宗児には肉体関係があり、朋浩と宗児の仲は業界でも評判の険悪なものであった。やがて、「朋浩さんは殺されたのよ!」と話していた宗児の妹の香尾里が屋敷内で殺された。
「乱れからくり」の解説
玩具会社「鶴寿堂」社長馬割家で起った連続殺人の解決に乗り出す勝敏夫の活躍を描く。昭和五十三年度日本推理作家協会費を受賞した泡坂妻夫の同名小説の映画化で、脚本は「肉の標的・奪う!」の永原秀一、監督は昭和四十九年の「女房を早死させる方法」の後「太陽にほえろ!」などテレビで活躍している児玉進、撮影は「愛の嵐の中で」の上田正治がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:児玉進
出演:松田優作 篠ひろ子 野際陽子 沖雅也 |
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制作国 | 日本(1979) |
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