知られぬ人 作品情報
しられぬひと
トッド・ブラウニングが監督した映画
腕の無い男アロンゾは自分が働くサーカスの花形ナノンを秘かに思っていた。ナノンはサーカスの団長ザンジの娘であるが、しばしば男に挑まれて以来、普通の男に極度の嫌悪を感じ、従って腕のないアロンゾとそれだけ深く信頼していた。マラバールは同じサーカスの一員で、男振りもよく大力な男で、彼もナノンを思っているが、女は出来るだけ男を避けていた。が、実の所、アロンゾには立派に両腕があるのであった。しかし片手の指が六本もあるのであった。そして彼は多年警察の眼をかすめては悪事を働いていた。たまたまアロンゾが銀行を襲い大金を強奪したのを団長ザンジに疑われ、その手を発見されたので、彼はザンジを絞め殺した。
「知られぬ人」の解説
「三人」「法の外(1921)」等と同じくロン・チャニー氏が主演し、トッド・ブラウニング氏が監督した映画である。原作はブラウニング氏が映画様にと書卸したストーリで、それをウォルデマー・ヤング氏が脚色している。主役チェニー氏を助けて「密輸入者の恋」「三人の踊子」等主演のーン・クロウフォード嬢ト「アニー・ローリー」「君が為め命捧げん」のモーマン・ケリー氏とが主演するほか、ニック・デ・ルイス氏、ジョン・ジョージ氏、フランク・ラニング氏、等も顔を見せている。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:トッド・ブラウニング
出演:ロン・チャニー ノーマン・ケリー ジョーン・クロフォード ニック・デ・ルイス ジョン・ジョージ フランク・ラニング |
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制作国 | アメリカ(1927) |
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