禅 ZEN 作品情報

ぜん

鎌倉時代に生きた、座禅を行じる曹洞宗の開祖・道元禅師の伝記映画。日本の美しい四季の風景も見どころだ

鎌倉時代。仏道の正師を求め、24歳で宋へ渡った道元。修行を積んで悟りを得た道元は、帰国して如浄禅師の教えを打ち立てることを決意する。周囲には次第に道元の教えに賛同するものが増えてくるが、それを妬んだ比叡山の僧兵の圧迫により、道元たちは越前へ移る。永平寺を建立して門徒たちの指導に励む道元のもとへ、ある日六波羅探題の義重が訪れた。時の執権・北条時頼を怨霊から救って欲しいというのだ。道元は求めに応じて、鎌倉へと向かう。

「禅 ZEN」の解説

親鸞や日蓮に比べドラマチックなエピソードが少ないためか、また小説や映画に登場することも少ないためか、その生涯や人物像が門徒以外にはあまり知られることがない曹洞宗の開祖、道元。本作はその道元の生涯を追いながら、彼が説いた「禅」とは何かを描いた伝記映画だ。道元を演じるのは、歌舞伎俳優の中村勘太郎。青年期から晩年までの道元を一気に演じきっている。その他にも、遊女から道元に帰依して出家するというヒロインのおりんを内田有紀、若き執権・北条時頼を藤原竜也が演じている。監督・脚本は『光の雨』や『丘を越えて』の高橋伴明。四季の移り変わりが美しい日本の風景や、雄大な中国ロケも見どころだ。ちなみに『ファンシイダンス』のお寺はこの曹洞宗がモデル。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年1月10日
キャスト 監督・脚本高橋伴明
原作大谷哲夫
出演中村勘太郎 内田有紀 藤原竜也 村上淳 哀川翔 勝村政信 笹野高史 西村雅彦 高橋惠子
配給 角川映画
制作国 日本(2009)
上映時間 128分

(C)2009「禅 ZEN」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.75点★★★★☆、8件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-08-12

この映画を私は時々、観ることにしている。道元のことを考えるたびに瞑想ということをあらためて思うのだ。私は毎日、瞑想をしている。特に場所を決めるわけではなく、臨機応変に瞑想をしていると言っていいだろう。瞑想をすることによって阿頼耶識に働きかけているのだ。腹式呼吸をして、思いをありのままぶつけていく。それだけにこの映画は決して忘れることができない。今日のコロナ禍のなかでは瞑想ということはほとんど忘れられている。けれどもこんな状況だからこそ瞑想が大切だと思う。ゆっくり深呼吸をして瞑想して、うまくいくことを祈ることが何よりも大切なのだ。これは素晴らしい映画だ。

最終更新日:2020-08-17 16:00:06

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