沖縄・文化のゴーヤチャンプルー _ Electric Sanshin- 作品情報

おきなわのぶんかごーやちゃんぷるーえれくとりっくさんしん

“幻の沖縄と本当の沖縄、どっちに行きたい?”

狭い小道をひとりの男が沖縄の民族楽器・三線を手に民謡を吟じながら歩いている。幻想のような景色とゆるやかなリズムをもった歌の旋律は、男がビルとビルの谷間から市街地に出た瞬間、クラクションと喧噪によってかき消される。極彩色の山水の中、一頭のサイが鶴と亀に道を訪ねる。「すみません、沖縄を探しているんですけど」「幻の沖縄と、本当の沖縄、どっちに行きたい?」「本当の沖縄に行きたいです」「あの山の向こうには、本当の沖縄があるよ」「ありがとうございます」こうしてサイは山の向こうへと旅立っていく…。

「沖縄・文化のゴーヤチャンプルー _ Electric Sanshin-」の解説

南海に浮かぶ美しい島、沖縄。東と西と過去と現在とが複雑に絡み合うその独自の文化は沖縄の言葉で混ざることを意味する“ちゃんぷるー”と表現されてきた。超伝統派民謡から最新のロック・テクノ、現代美術家、基地写真家、画家、版画家、映画監督、建築家たちを扱いながら、それら様々な言葉たちの交錯に自我・政治・伝統・歴史・社会の本質を探るひとつの寓話を紡ぎ出す。沖縄の彩り豊かな文化のウラとオモテをアニメーションの動物たちと巡りめぐって混ぜ返す、ポップでディープな沖縄小旅行。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年3月11日
キャスト 監督ロイク・ストラーニ
出演石川真生 上原知子 儀間比呂志
配給 早稲田大学琉球・沖縄研究所(WISRO)
制作国 イタリア(2005)

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最終更新日:2016-02-12 15:49:35

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