白夜 作品情報

びゃくや

ルキーノ・ヴィスコンティが描いた、ドストエフスキーの愛の名作が美しく甦る修復版

港町の夜、運河に架かる橋の上でマリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は美しい女性・ナタリア(マリア・シェル)に出会い恋をするが、ナタリアは1年前に町を去った男性を橋の上で待ち続けている。翌晩、マリオはナタリアが男性に宛てた手紙を預かるが、彼女を想うマリオはそれを破り捨ててしまう。3日目の夜。手紙を捨てたことを言い出せないマリオは、傷ついたナタリアに愛を打ち明ける。マリオに惹かれ始めていたナタリアだったが、空を舞う雪の向こうには、待っていた男性の姿があった。

「白夜」の解説

『白夜』は19世紀ロシアの文豪、ドストエフスキーが書いた中篇小説で、センチメンタリズムとリアリズムを混ぜたラブ・ストーリーの名作だ。そしてイタリアの巨匠、ルキーノ・ヴィスコンティといえば、威厳に満ちた視線で社会を切り取り数多くの国際映画賞を受けてきた大監督。天才2人の才能が重なって作られた1957年の映画『白夜』は、1年以上も愛する男性を待ち続ける「夢想家」な女性とその女性に恋をした「夢想家」な男の物語。

たった三晩の出会いが、男女に美しく切ない愛の現実を作り上げている。修正版としてリプリントされた本作では、滑らかなモノクロ画面にこのラブ・ストーリーが再度語られることとなった。45年の月日を経ても古臭さやメロドラマ的な憂いはなく、ただひたすらに、悲しくも変えられない愛の現実をひしひしと感じ、改めて胸を突かれる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年12月14日
キャスト 監督ルキーノ・ヴィスコンティ
出演マルチェロ・マストロヤンニ マリア・シェル ジャン・マレー
配給 ケイブルホーグ
制作国 イタリア=フランス(1975)
上映時間 103分

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最終更新日:2017-11-20 00:01:02

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