今週の動員ランキングは、『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』(東宝)が、週末3日間で動員22万7000人、興収3億1700万円をあげ、4週連続1位をキープした。累計成績は動員361万人、興収48億円を突破し、興収50億円超えも迫ってきた。 2位には、東野圭吾が1992年に発表したミステリー小説を重岡大毅主演で映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』(ハピネットファントム・スタジオ)が初登場。初日から3日間の成績は、動員15万人、興収2億1900万円を超えている。劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届き、大雪で閉ざされた山荘で連続殺人事件が起こる。監督は飯塚健、共演は間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、他。
3位には、ジェームズ・ワン監督&ジェイソン・モモア主演でDCコミックスのヒーローを主人公にしたアクション・エンターテイメント第2弾『アクアマン/失われた王国』(ワーナー)がランクイン。初日から3日間の成績は動員14万8000人、興収2億3900万円となり、興収では『ある閉ざされた~』を上回っている。南極の氷河に眠る邪悪な“失われた王国”の封印が解かれ、海底アトランティスの王・アクアマンが5億の海の仲間と共に戦いに挑む。共演はパトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、他。
4位は、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(松竹)が前週よりワンランクダウンとなったが好成績が続いており、累計成績は動員251万9000人、興収31億7400万円となっている。
この他新作では、1巻完結ながらも累計60万部を突破する和山やまのコミックを山下敦弘監督、綾野剛主演で映画化した『カラオケ行こ!』(KADOKAWA)が8位に初登場。歌が上手くなりたいヤクザと、変声期に悩む合唱部部長の中学生の交流を描き出す。共演は齋藤潤、芳根京子、北村一輝、他。
既存作品では、公開9週目を迎えた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(東映)が前週より3ランクアップし、累計では動員156万9000人、興収22億3700万円を記録。モノクロ映像版も公開された『ゴジラ-1.0』(東宝)は公開11週目に突入したが7位をキープし、累計では動員346万4000人、興収53億2500万円となっている。