今週の動員ランキングは、昨年8月に公開され大ヒットを記録し、1ヵ月限定のアンコール上映が始まった『ONE PIECE FILM RED』(東映)が、約1年ぶりに1位を獲得。週末3日間の成績は動員12万2000人、興収1億5900万円となり、累計成績は動員1440万人、興収198億7100万円を超えた。歓声&応援&拍手&ペンライト持参OKの「チョッパーの応援ガイド副音声付き上映」なども行われており、久々の劇場公開を盛り上げている。 5週連続1位を貫いていた『ミステリと言う勿れ』(東宝)は2位となり、週末3日間で動員10万8000人、興収1億5000万円記録。累計成績は動員298万人、興収40億円を突破した。
3位には、ギャレス・エドワーズ監督が自ら脚本も手掛け、人類とAIの戦争が激化する近未来を描いた『ザ・クリエイター/創造者』(ディズニー)が、初日から3日間で動員10万3000人、興収1億6400万円をあげランクイン。元特殊部隊の主人公・ジョシュアをジョン・デヴィッド・ワシントン、兵器と呼ばれた超進化型AIの少女・アルフィーをマデリン・ユナ・ヴォイルズ、人間と戦うAI軍のリーダー的存在・ハルンを渡辺謙が演じている。
4位には、真保裕一の同名小説を基に、警察VSマスコミVS国家の巨大な闇に切り込むタイムリミットサスペンス『おまえの罪を自白しろ』(松竹)が初登場。初日から3日間で動員8万5000人、興収1億1900万円を記録した。監督は水田伸生、出演は中島健人、堤真一、池田エライザ、他。
6位には、マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロらを迎え、石油発掘をめぐる先住民続連続殺人事件の実話を映画化した『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(東和ピクチャーズ)がランクイン。
さらに8位には、昨年9月に公開され人気を博した『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』(松竹)が、マジLOVEライブ上映(発声OK)とドルビーシネマ版上映をスタートさせ再登場した。
既存作品では、10位の『映画プリキュアオールスターズF』(東映)が累計で動員108万人、興収13億円を超え、32作品ある同シリーズの中で、動員・興収共にナンバー1となった。