今週の動員ランキングは、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(東宝東和)が3週連続1位をキープした。週末(金・土・日)3日間の成績は動員72万1000人、興収10億6800万円となり、累計成績は動員569万人、興収80億円を突破。全世界では12億ドル(1600億円)を超え、日本及び全世界におけるイルミネーション作品の累計興収新記録を樹立した。 2位の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)も順位をキープし、週末3日間で動員33万7000人、興収4億9900万円をあげ、累計成績は動員783万人、興収111億円を突破している。
3位の『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(東宝)は週末3日間で動員23万6000人、興収3億2400万円を記録。累計成績は動員229万人、興収30億円を突破し、今年公開の実写映画ではNo.1となった。このヒットを受け、6月2日(金)には全国の映画館の中で最も本作の動員数が多い横浜ブルク13で「発声可能応援上映」の実施も決定した。
新作では、人間のあらゆる心理状態を数値化して管理し、人々の治安を維持する近未来を描いたアニメーション『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』(東宝映像事業部)が4位に初登場。TVアニメ放送開始から10周年を迎えたシリーズ最新作であり集大成となる。監督は塩谷直義、声の出演は花澤香菜、関智一、野島健児、他。
また、9位には宗教家の大川隆法が企画・原作を手掛けた『レット・イット・ビー~怖いものは、やはり怖い~(夢判断、そして恐怖体験へ2)』(日活)が初登場。2021年に公開された心霊恐怖体験映画「夢判断、そして恐怖体験へ」の続編となり、実際に起きた5つの心霊恐怖体験を基に実写映画化している。監督は前作に引き続き奥津貴之、出演は青木涼、山岸芽生、長谷川奈央、他。
10位には、中原アヤによる人気ラブコメディ漫画を、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)&久間田琳加のW主演で実写化した『おとななじみ』(東映)がランクイン。“おさななじみ”のまま大人になった超残念男子・青山春と、そんなハルにずっと想いを寄せるオカン系女子・加賀屋楓の物語。楓に密かに想いを寄せる超完璧クール男子・蓮見伊織に萩原利久、3 人を見守るモテアネゴ系女子・小戸森美桜に浅川梨奈が扮している。監督は「胸が鳴るのは君のせい」等の髙橋洋人。