今週の動員ランキングは、『トップガン マーヴェリック』(東和ピクチャーズ)が土日2日間で動員23万6000人、興収3億9100万円をあげ、1位の座を守った。累計成績は動員487万人、興収76.3億円を超え、歴代興収ランキングのベスト100では「ズートピア」と並び84位に入ってきた。
新作では2位に、「トイ・ストーリー」シリーズに登場する仲間思いのおもちゃの“バズ”のルーツが描かれる『バズ・ライトイヤー』(ディズニー)が、動員20万5000人、興収3億600万円をあげ初登場。初日から3日間では、動員26万人、興収3億8300万円を記録している。監督は「トイ・ストーリー」シリーズの短編「ニセものバズがやって来た」などを手掛けたアンガス・マクレーン。声の出演は、クリス・エヴァンス、キキ・パーマー、他。また、日本語吹替版では、鈴木亮平、今田美桜らが参加している。
3位は、あfろ原作による人気アウトドア系ガールズストーリー初の劇場版となる完全オリジナル作『映画 ゆるキャン△』(松竹)がランクイン。アニメーション制作はこれまでのTVシリーズを手掛けてきたC-Station。スタッフは「ゆるキャン△」「ゆるキャン△ SEASON2」でも監督を務めた京極義昭をはじめとする制作陣が再び集結。声の出演は、花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、他。
5位には、1950年代に禁断の音楽“ロック”で世界を変えた伝説のスーパースター、エルヴィス・プレスリーの人生をバズ・ラーマン監督が描いた『エルヴィス』(ワーナー)が初登場。出演は、エルヴィス役に大抜擢されたオースティン・バトラーの他、悪名高いエルヴィスのマネージャー、トム・パーカー役をトム・ハンクスが演じている。
既存作品では、公開4週目を迎えた『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(東映)が4位となり、累計成績は動員140万人、興収19億円を突破。
また、10位の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(東宝)は、累計で動員653万人、興収91億円を突破し、2018年公開の「名探偵コナン ゼロの執行人」の最終興収である91.8億円に迫ってきた。