今週の動員ランキングは、前週1位に返り咲いた『トップガン マーヴェリック』(東和ピクチャーズ)が土日2日間で動員29万6000人、興収5億500万円をあげ、2週連続1位をキープ。累計成績は2020年以降(コロナ禍以降)に日本で公開された実写映画のNo.1となり、動員431万人、興収67億円を突破。更に全世界興収は10億ドルを超え、トム・クルーズ主演作としても初の快挙となった。
2位も前週と変わらず『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(東映)が続き、土日2日間で動員16万6000人、興収2億3200万円をあげ、累計では動員121万人、興収16億円を超えている。
新作では3位に、是枝裕和監督が韓国の名優ソン・ガンホら豪華キャストを迎え、「赤ちゃんポスト」を発端に出会った人々のある特別な旅を描き出した『ベイビー・ブローカー』(ギャガ)が初登場し、土日2日間で動員8万6000人、興収1億2200万円記録した。6月26日(日)には、来日したソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン、イ・ジュヨンが、是枝監督と共に都内3劇場で6回にわたり舞台挨拶を行い盛況となり、初日から3日間では動員12万3000人、興収1億6900万円をあげた。
4位には、やなせたかし原作による国民的アニメーションの劇場版33作目『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケーるカーニバル』(東京テアトル)がランクイン。初日から3日間の成績は、2021年公開の前作対比で143%となる動員8万3000人、興収1億円を突破。声の出演は戸田恵子、中尾隆聖に加え、ゲスト声優として、オバケの男の子ドロリン役を北川景子、オバケタウンの町長と側近役を「ジャングルポケット」の斉藤慎二、おたけ、太田博久、伝説のオバケ・まっくろ魔王役をDAIGOが演じている。
また、7位には、サンドラ・ブロック製作・主演によるアクション・アドベンチャー『ザ・ロストシティ』(東和ピクチャーズ)が初登場。アーロン・ニー&アダム・ニー兄弟が脚本と監督を手掛け、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットら豪華キャストが集結している。
続く8位には、曽利文彦監督が荒川弘の大ヒット漫画を山田涼介主演で実写映画化した「鋼の錬金術師」の続編となる完結編2部作の後編『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(ワーナー)がランクイン。
既存作品では、5位の『シン・ウルトラマン』(東宝)が累計興収40億円を、10位の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(東宝)が累計興収90億円を突破した。