今週の映画動員ランキングは、『アナと雪の女王2』(ディズニー)が土日2日間で動員124万8000人、興収14億4300万円をあげ、先週に引き続き圧倒的な強さで2週連続で首位に君臨した。12月1日(日)が映画の日だったこともあり、動員数はオープニングの週末を上回る好調ぶり。累計では早くも動員338万人、興収43億円を突破した。
2位には、土日2日間で動員12万1000人、興収1億3100万円をあげた『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(アスミック・エース)が先週の4位からジャンプアップ。累計では動員71万人、興収8億円を突破するヒットとなっている。
先週2位でスタートを切った『決算!忠臣蔵』(松竹)は、土日2日間で動員11万7000人、興収1億3100万円をあげ3位にランクイン。順位を一つ落としたものの興収では『映画 すみっコぐらし~』を上回る健闘をみせた。
新作ではホラー界の巨匠・スティーブン・キングの原作を、映画界の鬼才・スタンリー・キューブリック監督が映画化した傑作ホラー映画「シャイニング」の続編『ドクター・スリープ』(ワーナー)が5位に初登場。初日から3日間の累計で、動員10万5000人、興収1億2600万円をあげるスタートを切った。前作で壮絶な状況を生き残った少年ダニーの40年後の姿をユアン・マクレガーが演じるほか、レベッカ・ファーガソン、カイリー・カランらが共演。監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」のマイク・フラナガンが務めている。
ほか新作では、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(アルバトロス)が8位にランクイン。1980年代にアニメ化され、今も根強い人気を誇る北条司の人気コミック「シティーハンター」を、大ヒットコメディ映画「世界の果てまでヒャッハー!」のフィリップ・ラショーが監督・脚本・主演を務めフランスで実写映画化。日本語吹替版では、主人公リョウ役を山寺宏一が、カオリ役を沢城みゆきが担当するほか、オリジナルアニメ版でリョウとカオリを演じた神谷明と伊倉一恵もスペシャルゲストとして出演している。