今週の映画動員ランキングは、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』（東宝東和）が、土日2日間で動員83万3000人、興収12億1700万円をあげ1位を獲得した。この数字は、前作である「ジュラシック・ワールド」（2015年8月5日公開）の興収対比で144.1%という好記録。7月13日（金）初日から7月16日（祝・月）までの4日間累計では、動員145万人、興収21億円を突破する大ヒットスタートとなった。ベストセラー作家マイケル・クライトンの同名小説を原作に、スピルバーグが驚愕のVFX映像で映画化した1993年の1作目「ジュラシック・パーク」シリーズの5作目となる本作は、2015年に公開され大ヒットした「ジュラシック・ワールド」から3年後の世界を描く。前作に続き、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードらが出演。監督には「インポッシブル」「怪物はささやく」等でキャリアを積み上げてきたスペイン出身のJ・A・バヨナが抜擢された。
「劇場版ポケモン」シリーズ21作目となる『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』（東宝）は、土日2日間で動員44万人、興収5億円をあげ2位に初登場。初日からの4日間累計では、動員73万人、興収8億3000万円を突破している。松本梨香、大谷育江、林原めぐみらレギュラーメンバーに加え、芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、大倉孝二、野沢雅子、中川翔子、山寺宏一ら豪華ゲスト声優陣が出演。また、制作陣は自身もポケモン世代である監督の矢嶋哲生をはじめ、若い世代のメンバーが参戦、新たな一歩を踏み出している。
スタートから2週連続で首位を飾った『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』（ディズニー）は土日2日間で動員12万8000人、興収1億7000万円をあげ3位にランクイン。7月16日（祝・月）までの累計では、動員122万人、興収16億9000万円を突破している。
公開6週目を迎えた『万引き家族』（ギャガ）は、土日2日間で動員10万3000人、興収1億3000万円をあげ4位と、まだまだ好調。累計では動員317万人、興収38億円を突破した。
他既存作品では、5位の『空飛ぶタイヤ』（松竹）が、累計で動員120万人、興収15億円を突破。9位の『50回目のファーストキス』（ソニー）が、動員87万人、興収12億円を突破している。