『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(東宝)が、土日2日間で動員34万7137人、興収3億9992万9400円をあげ、3週連続1位を獲得。累計興収は祝日の21日までで20億円を突破した。
2位には三部けい原作のヒットコミックを藤原竜也、有村架純共演で実写化した『僕だけがいない街』(ワーナー)が329スクリーンで公開され、土日2日間で動員16万9500人、興収2億2170万6200円をあげ、初登場。時間が巻き戻る“リバイバル”という現象に巻きこまれ、18年前の児童連続誘拐事件の謎に迫る青年の奮闘を描いたSFミステリー。共演は石田ゆり子、杉本哲太、及川光博。監督は「ツナグ」の平川雄一朗。
「第2回マンガ大賞」を受賞し、累計発行部数1600万部を突破した末次由紀原作の人気コミックを広瀬すず主演で実写化した「ちはやふる」の前編、『ちはやふる -上の句-』(東宝)が298スクリーンで公開され、土日2日間で動員14万6299人、興収1億7901万8300円をあげ、4位にランクイン。“競技かるた”(百人一首)に情熱を懸ける高校生たちの青春群像が描き出され、後編の『ちはやふる -下の句-』は4月29日から公開される。共演は野村周平、真剣佑、上白石萌音、松岡茉優。監督は「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の小泉徳宏。
6位には昨年放送開始されたテレビアニメ「魔法使いプリキュア!」を中心に、総勢44人のプリキュアたちがミュージカルを交えて活躍する劇場版第20弾『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』(東映)が213スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万6015人、興収1億3350万8200円をあげ、初登場。敵役の声優としてミュージカルでも活躍する新妻聖子、山本耕史が出演している。
大川隆法が製作総指揮、原作を手掛け、悩みを抱える人間に救いの手を差し伸べる天使を描いた『天使にアイム・ファイン』(日活)が86スクリーンで公開され、土日2日間で動員4万2295人、興収5793万300円をあげ、9位にランクイン。出演は雲母、芦川よしみ、金子昇。監督は「尖閣ロック」の園田映人。
惜しくもトップ10入りを逃したが、トム・フーパー監督がエディ・レッドメイン主演で性別適合手術に初めて挑んだ実在の人物を描いた『リリーのすべて』(東宝東和)が13位となった。