お仕事の依頼は“公式 HP”から?フリーアナウンサー宇賀なつみ映画イベント初登壇!『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』

お仕事の依頼は“公式 HP”から?フリーアナウンサー宇賀なつみ映画イベント初登壇!『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』
提供:シネマクエスト

1994 年の CD デビュー以来、全世界でのトータル CD セールスは驚異の8,000 万枚以上を記録、現在活躍するクラシック・アーティストとしては圧倒的に NO. 1の数字を保持する世界最高峰のテノール歌手アンドレア・ボチェッリ。その激動の半生を、ボチェッリ自ら執筆した自伝的小説を基に『イル・ポスティーノ』(94)のマイケル・ラドフォードが完全映画化した『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』が 11 月 15 日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開されることを記念し、今年 3 月にテレビ朝日を退職、フリーに転身した宇賀なつみアナウンサーをゲストに迎えた公開記念イベントが実施された。

本作を一足早く鑑賞したという宇賀は、まず開口一番に「心が穏やかになるというか・・映像と、とにかく音楽が素晴らしい!」と大絶賛。「幼い頃のボチェッリが隣の部屋から聴こえてくる音楽に魅了されるというシーンがあるのですが、そこで私もスッと心が穏やかになって。ちょっと仕事で疲れていた忙しい時期に見たのですが、疲れが取れました」と、音楽が持つパワーに改めて驚かされたと告白。

そして、偶然にも先月、本作の舞台と同じイタリアに、遅い夏休みを兼ねて旅行していたという宇賀。『マンマ・ミーア!』とか自分が知ってる単語を話すだけで大爆笑してくれたり、空港で3時間飛行機が遅れた時に、ウィンクしながらその状況を毎回説明しに来てくれる空港職員など、どんな状況でもイライラせず、常に心で笑っているような優しさを持つその土地に住む人たちに触れてホッとしたエピソードも明かした。

他、テレビ朝日を退職後、フリーになってから半年経った現在の状況について「何もかもが新鮮。本当に出会いの年だった」と感慨深く述べ「今後女優などのオファーがあったらどうします?」という問いかけには「できれば、司会者役か、ナレーション役で!」「声のお仕事がいいな」とあくまでも今後も声の仕事に専念したいという自身の強い志をアピールする一幕も。

実は、映画の仕事は今回が初めてだったと明かした宇賀。「今回のお仕事も、自分の公式 HP からお問い合わせを頂いたんですよね」とフリーならではの裏話を明かし、「これからも公式ホームページからのお仕事お待ちしています」と自身で営業をアピールし、会場の笑いを誘う一面も。

最後「この映画は“特別な物語”ではなく、“私たちの物語”でもあると思います。自分と重ねながら見て欲しい」とアピール。子供の頃にボチェッリ(劇中の名前はアモス)の叔父さんが目の見えなかった彼のことを「視覚障害は個性だよ」と教え、育てたために彼にとってそのことが全くハンディにはならなかった素晴らしさにも言及し、“人への優しさ”をもったイタリア舞台にした映画だからこそ生まれた本作の魅力についても存分に語った。

最終更新日
2019-11-08 12:00:19
提供
シネマクエスト(引用元

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