泉里香、映画イベント初登場「本当に女性に見てほしい作品!」『メッセージ』公開直前 トークイベント

泉里香、映画イベント初登場「本当に女性に見てほしい作品!」『メッセージ』公開直前 トークイベント
提供:シネマクエスト

2017年第89回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、録音賞、音響編集賞の8部門にノミネートという快挙を達成し、見事音響編集賞を受賞した『メッセージ』。各地の映画賞では47受賞、153のノミネートを果たした。この新たな傑作は4700万ドルの低予算ながら、全世界で1億9800万ドル以上の大ヒットを記録。巨大な宇宙船の襲来と地球外の知的生命体とのコンタクトというSFの王道的な設定と、ヒロインの人生の物語という全く異なる2つのストーリーを繊細に絡ませた感動のエンタテインメントとして世界中から絶賛されている。

そして、5月19日(金)の日本公開を前にして、ソニー・ピクチャーズ試写室にて特別トークイベントが開催された。ゲストとして登場したのは、今最も注目を集めるモデル+グラビア=“モグラ女子”こと泉里香。フェイス、ボディ、ファッションなどすべてにおいて、今マネしたいモデルNo.1 の美女と呼ばれる泉は一足先に本作を鑑賞し、「とても感動しました!SF と聞いていたのでアクション映画かと思っていたら、とてもメッセージ性が強くて、ラストは思わず泣いてしまいました!」と本作の見どころであるラストの衝撃と感動について興奮気味に語った。

そんな泉は、明治大学の文学部英米学科卒業し、英語学も学んでいたという、まさに才色兼備な一面も持ち合わせている。しかし SF というジャンルは、まだ未体験という泉。そこで、今回のイベントには慶應義塾大学の英米文学科・巽孝之教授も登壇。アメリカ文学を専門とし、SF にも造詣が深い巽教授が、「SF についてもっと知りたい!」という泉に特別授業を実施。

巽教授は全世界で絶賛を受けている本作について、「原作を 15 年前に読んでいましたが、ヴィルヌーヴ監督は原作に忠実に、でも捉われない作品に仕上げていました」と解説。さらに本作の原作者であるテッド・チャンにもインタビュー経験がある巽教授は「原作者のテッド・チャンは非常にシャイな人。言葉をじっくり選ぶ作家ですね」と原作の面白さも説明してくれた。地球外生命体の描き方の面白さも本作の魅力の一つだが、地球外生命体の存在について聞かれた泉は「私は存在すると思っています!ひたむきにコミュニケーションをとる主人公を見たら、私も地球外生命体に早く会ってみたい気持ちになりました!」と笑顔で語り、会場を沸かせた。

さらに本作の主人公言語学者のルイーズが行う、言葉の通じない地球外生命体とコミュニケーション法について泉は、「言葉がなくても心と心で通じ合う瞬間に、画面を見てても感じることが多くて、女性だからこその強さも感じました」と主人公の勇気に強い感銘を受けたと語った。MC より芸能界での異色な方々との交流について聞かれると「芸能界では凄い人ばかりで…。凄すぎる世界です」と恐縮した様子を見せながらも、そんな時は「積極的に心を開いて、恐れずに関わることが大事」と泉里香流のコミュニケーション術も披露。

さらに泉はコミュニケーションに悩む若い女性に向け、「今悩んでいる短所は、長所に変わる未来へのあなたへの“メッセージ”!!」と手書きの“メッセージ”をしたためた。「私もコンプレックスに悩んでいたけど、短所を長所に変えることができました。本作の主人公ルイーズのように、もっと知ろうとすることが大切ですね」と、コンプレックスを乗り越えた経験がある泉ならではの“メッセージ”を語った。

最後にこれから『メッセージ』を観る人に向けて、「テッド・チャンを読まずしてSFを語るなかれと言われますが、本作も『メッセージ』を観ずしてSF映画を語るなかれ!ですね」と巽教授に続き、泉も「本当に女性に見てほしい作品です。私と同世代の方は、いろんなことに悩んでいる人も多いと思いますが、この映画はあとおししてくれました!!」と本作の魅力をアピール。二人からの熱い“メッセージ”が大盛況のうちにイベントは終了した。

最終更新日
2017-05-11 12:00:11
提供
シネマクエスト(引用元

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