- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-04-20
この映画は、死者たちが国家的運命を優先させ、自分の身を惜しんだノビレの行為を批判するというスタイルで展開する。
氷上に赤く染めたテントを張って、救助を待つ9人の極限状況は痛ましい。
救援機は到来したが、ノビレ一人しか乗れない。
残された隊員は、一か月後にソ連船に救助された。
ノビレとは論的のような存在でありながら、ノビレ隊の救援に向かって遭難した、ノルウェーの探検家アムンゼンにショーン・コネリーが扮していた。
この映画は、探検映画というよりも、人間とは何かを求めた映画であり、ファシズム化したイタリアの体質をも抉った作品だと思う。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
本篇を薦めていた知人が最近亡くなった。ユーロスペースで見掛けたことも。今から13年前の本篇ロードショー時の思い出でに
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
製作、撮影が困難なことは分かっているが、改めて映画が総合芸術であり、監督の構想力、統率力そして信念がいかに重要かを思い知らされる。
リチャード・カーペンターの逸話は初めて知った。
カワイ頑張ってるな。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
父の残した絵を盗もうとして、捕まった謎の女。彼女を弁護するのは、若く美しい女性弁護士。検察側は、将来を約束された少壮検事補。
謎の女性が盗もうとした絵は、彼女が8歳の誕生日に、父が贈ってくれたもの。
しかし、その夜、大火に包まれて父は死んだ。しかも、その絵は焼けた事になって、巨額の保険金がおりていた。
更に、彼女は殺人の容疑をかけられてしまう。この謎の女を演じるのは、ダリル・ハンナ。
本当の事を言っているのか、嘘を言っているのか、正体不明のあたりが、ぴったりのキャスティングですね。
若く美しい女弁護士を演じるのが、デブラ・ウィンガー。「愛と追憶の日々」で、母に先立ち世を去ったあの女優。
そして、少壮の検事補を演じるのが、我らがロバート・レッドフォードという豪華な出演陣。
危機一髪のスリルあり、カーアクションありのスタントあり。事件はもつれて、絡み合って、意外な真犯人が登場する。
監督は「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマン。
娯楽性豊かな映像感覚をニューヨークのマンハッタンの濡れた舗道にきらめかせて、レッドフォード、ウィンガーと共に華のあるスター演技。
それにしても、裁判を見事に娯楽映画の素材に使って見せるアメリカ映画。
いかに、日本と裁判のシステムが違うからといって、やっぱりこれは凄いアメリカ映画のパワーだと思いますね。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
主人公のテレンス・スタンプ扮するフレディは収集家。蝶を収集していた彼は、次に人間を収集しようとする。
生きた人間を、それも美しい女を。でも奴隷のようではいけないのです。奴隷では人形にすぎません。
彼は人間の心、愛を収集しようとしたのです。
フレディは蝶の美しさには魅せられますが、ピカソの絵の美しさは理解できません。
彼がさらってきた画学生のミランダに、蝶のコレクションを得意げに見せた時、彼女は「確かに美しいわ。しかし、みんな死んでいる」と言います。
この言葉は二人の間の大きな断層をも語っているのです。
彼は地下室の暗い壁の中に、愛する女を閉じ込めました。
そして蝶をピンで留めるように彼女の心もピンで留めようとします。
しかし、体をピンで留めることはできても、心までピンで留めることはできません。
結局、ミランダの愛を収集することに失敗したフレディ。
彼の愛のコレクションの情熱が、次の目標に向かっていることを映して、静かに映画は終るのです。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-04-20
1964年にブロードウェイで上演された、1920年代のエンターテイナー、ファニー・ブライスの伝記ミュージカルの映画化作品。
舞台で大当たりをとったバーブラ・ストライサンドが好演して、見事アカデミー主演女優賞を受賞している。
ジュールス・スタインの美しい曲が、随所に散りばめられていて素晴らしい。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2025-04-20
ツッコミどころ満載。逆に清々しい気分でした。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
今朝のNHKラジオ深夜便明日への言葉は本篇の岡崎育之助監督,ユニークな視座からの感動の作品,interviewで創作の秘密を
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
今朝NHKラジオ深夜便日本の歌・心の歌,ジャパニーズ・ポップスは伊藤久男の特集,本篇より更けの街,他君愛しき人よは映画君の名はより,アザミの花,山の煙,栄冠は君に輝く,オロチョンの火祭り等も
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-20
NHKラジオ深夜便ロマンチックコンサートはプリンス特集其処で本篇サウンドトラックよりバットダンス,他&レボリューションでパープルレイン等が真夜中に流されて
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2025-04-19
東野圭吾氏の小説を映画化したけど、あまりにも雑過ぎてガッカリしました。個性的な役者を揃えたのに生かされてない。残念な作品でした。
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-04-19
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
タイトル通り、ラストでは泣いてしまいました。出演者の方も、優秀な役者さんばかりで、とても感動しています。
キャスティングについて申し上げると、主役が幼少期(青年期)から大人に成長するとき、子役と大人役の俳優さんとの間に連続性(キャラクターや顔立ちなど)が感じられないと、ギャップを感じてしまうことがあります。
35年目のラブレターの上白石萌音さんと原田知世さんもそうでしたが、今回も、夕花役の當間あみさんと尾野真千子さんがどうしても結びつかなくて、興ざめしそうになりました。しかし、尾野さんの涙の演技が素晴らしく、帳消しになりました。
個人的には、尾野真千子さんと美村里江さんの配役は、反対の方が良かったのではと思いました。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-19
ポン・ジュノ監督が自作のパラサイト半地下の家族の韓国公開前interviewでイノセントな要素でウエス・アンダーソン監督の本篇に通じ逢うと述べて居て興味をそそる
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-19
イドン・ジン著ポン・ジュノ映画術の中にパラサイト半地下の家族に就いての監督インタビューが在り,水のシーンでは本エイブラハム・ポロンスキーの映画悪の力にインスパイアされて居ると云う興味深い点が
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-18
東京新聞夕刊の映画から世界が見えるー古今東西の名作・話題作で紹介された本篇,ポン・ジュノ監督のリスペクトと共に名優アン・ソンギが子役で出演して居た事も!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-18
もう何度も観て慣れてるはずが、スクリーンで観たら鼓屋敷の回転の臨場感がすごくて、アトラクション乗ってるみたいに思えました。
雷の呼吸も、大画面だと迫力あるし、這ってくる鬼の舌の気持ち悪さも倍増です。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-18
NHKラジオ深夜便日本の歌・心の歌,田端義夫作品集のラストソングは十九の春,本篇沖縄のBegin縁のソングでも在って
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-04-17
グレース・ケリーの短いハリウッドでのスター人生において、アルフレッド・ヒッチコック監督の手による「裏窓」と「泥棒成金」の2作品の間に位置し、そしてアカデミー主演女優賞を彼女にもたらしたのが、この映画「喝采」だ。
ブロードウェイのヒット戯曲の映画化であるこの作品は、モノクロフィルムによる作品ですが、それとは関係なしに、ヒッチコック作品の時のグレース・ケリーとは、まるで違う彼女の一面を楽しめる作品だと思う。
物語は、かつては人気エンターテイナーであったが、今はアル中となってしまった夫(ビング・クロスビー)とその妻(グレース・ケリー)。
ある日、夫に舞台の主役の話が転がり込む。
なんとか立ち直ってもらおうと献身的に尽くす妻だったが、夫は舞台の悪評に落ち込むばかり。
そんな時、若き演出家(ウィリアム・ホールデン)は彼女に抱いていた熱い想いを告白するのだった------。
簡単に言ってしまえば、バックステージものの三角関係のドラマ。
とはいえ、グレース・ケリーをはじめ、ビング・クロスビー、ウィリアム・ホールデンというベストなキャストによる名演で、多くの映画ファンの心をつかんだ傑作だと思う。
この作品でのグレース・ケリーは、ヒッチコック作品の彼女とはまるで別人のような感さえしてきます。
ヒッチコックが愛したグレースは、ここにはいません。
ここにいるのは、決して本心を見せない”冷淡で暗い”人妻なのです。
彼女は、人生に疲れながらも恋に揺れ動く。
映画の中盤でその苦渋の思いを、ウィリアム・ホールデン扮する若き演出家にぶつけるシーンのグレースの演技は圧巻だ。
いくら女は強いといわれても、それは最終的に頼ることのできる男がいる上でのことだと思わずにはいられない。
今も昔も、女の本質は変わっていないのだと思う。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-17
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
山奥にひっそりと建った古寺。その古寺は、そそり立つ険しい山々に囲まれ、鏡のように静かな湖の真ん中に浮かんでいる。
景色が四季にうつろう美しい在り様を眺めるだけでも、この映画を観る価値は十分にあると思う。
山と湖の遠景は、山水画を見ているような趣があるし、寺の建物や湖の周辺の樹々はくっきりとその姿を示している。
一分の緩みもなく緊密に組み立てられた映像が、俗世と完全に隔絶されたありのままの自然を、それだけでひとつのスペクタクルにしていると思う。
ただ、そうは言っても、その景色の中にいる”人間の在り様”が、この映画の大きなテーマであることは言うまでもないだろう。
春のうららかな萌える青葉を背景に描かれるのは、老僧に育てられる幼年僧の無邪気な行動と、それによって知らずに発した生類への罪を問う挿話だ。
夏の生命力みなぎる深緑を通しては、少年になった僧が少女に恋心を抱き、彼女を追って町へ出奔するいきさつが語られる。
秋の燃える紅葉の下、十数年ぶりに帰って来た時には、妻に手を賭けた殺人犯になっており、ここで自殺を図る。
老僧に導かれ刑に服した後、その跡を継いで廃墟となった寺を守って峻烈な修行を自らに課す姿が雪と氷で白一色の厳冬風景とともに映し出される。
幼少青壮それぞれを別の役者が演じ、一人の人生というより人間全般の一生を象徴的に追いかけていく。
そして、そこには、”人間の存在そのものがもたらす罪深さ”が、常に意識されているのだ。
しかし、一方で、再び春が訪れることは、”救い”を感じさせてもくれるのだ。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-04-17
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
この映画は、上田秋成の「雨月物語」から「浅茅が宿」「蛇性の婬」の2編を取り出して脚色された、溝口健二監督の映画史に残る名作だ。
この映画は一種の怪談物なのだが、確かに、このような高雅なロンティシズムの香りを漂わせた怪奇映画は、日本映画の得意とするものなのかも知れない。
戦国時代の末期、羽柴秀吉と柴田勝家の軍勢が琵琶湖の畔で鬩ぎ合っていたころの話だ。
この戦火のどさくさで焼き物を売って儲けようと野心を起こした陶工の源十郎(森雅之)は、妻の宮木(田中絹代)、妹の阿浜(水戸光子)、その亭主の藤兵衛(小沢栄太郎)などを動員して、大急ぎでたくさんの焼き物を作り、それを売るために小舟で湖を渡る旅に出る。
源十郎は、焼き物を買ってくれた若狭(京マチ子)という美しい女の屋敷に品物を届けに行ったまま、彼女の色香に魅せられてそこに留まり、彼女と契りを交わしてしまう。
だが、実は彼女は既に滅亡した一族の女の死霊だったのだ。
旅の僧の忠告でそれを知った源十郎は、体中に経文を書いてもらってやっと呪縛を脱して故郷へと帰る。
家では宮木が子供を守って暮らしていて、源十郎を温かく迎え入れてやる。
ところがこの宮木も、一夜明けてみるとその姿がないのだ。
実は彼女も、家へ帰る途中で雑兵に殺され、死霊となっていたのだ。
侍になった藤兵衛も、一時は戦場で大将首を拾って出世したが、阿浜が娼婦になっているのを知って夢から醒め、一緒に家に帰って来る。
こうして、戦争で狂った男たちの夢も消え、再び、営々と地道に働く日々が訪れたのだ。
京マチ子の若狭の情熱と、田中絹代の宮木のエレガントな気高さと、二人の女優の美しい死霊の魅惑は、実に素晴らしい。 京マチ子は、朽木屋敷と呼ばれる幽霊屋敷全体の妖しい光線の中で激しく動き,田中絹代は,簡素な田舎家の夜の灯りの中の、ひっそりとした見のこなしで、”母性の優しさ”を感じさせる好演で、観ている私を不思議な静けさの中に引きずり込んでいく。 能から多くの要素を取り入れたという早坂文雄の静謐な音楽と、名手・宮川一夫のカメラが全編に冴え渡り、特に源十郎と若狭のシークエンスにおいては、日本的な”幽玄妖美の世界”が、たぐい稀な映像美として描かれていると思う。 この映画を観終えて、つくづく思うことは、かつての日本映画の質の高さ、映画人の映画に賭ける情熱のほとばしりの凄さだ。