映画感想・レビュー 41/2520ページ

終りなき夏:P.N.「エンドレス・サマー」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-18

エンドレス・サマー、ハワイの様な理想的な夏、波を求めて旅をする。

60年前の貴重な映像。社会状勢の下、アフリカの人々と触れ合う姿に好感が持てる。

単調な波を編集と音楽で誤魔化したりしないシンプルだが、見応えある作品。

ハワイは、サーフィンに理想的な環境。そんな環境を探して旅をするが、サーフィン発祥の地ハワイを超える理想的な環境は見つからない。

そんな貴重な旅をする作品だが、この作品自体いが、貴重な映像作品となってもいる。

方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~:P.N.「子たろう」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-18

前回のTBSドキュメンタリー
「カリスマ」 を見て、同じ監督である事から必ず見たいと思った。
「方舟にのって」を見て、
久々に考えさせられる、
素晴らしい内容の濃い映画に出会ったと、ひと言で
感動させられた。
一人一人の女性から発せられる確信ある言葉は何処から来るのだろうと強く思った。ただ、間違いなく、
人生を真面目に生きていると感じた。

終りなき夏:P.N.「エンドレス・サマー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-18

エンドレス・サマーが、主なタイトル・コールの様で、つい、見落としてしまいそうになりました。

映画館で、つい、『終わりなき夏』と画面を覗くと『エンドレス・サマー』の表記。


作品の意味的には、変わりはないですが、特に、終わりなき夏は、理想的なハワイを指すようです。

24×24は、気温と水温が安定していたハワイがサーフィンに理想的な環境だそう、水温が高いとサメが出現する危険が高まるので、より水温の低いスポットを好む理由がわかる。

60年前なので、白人の若者だからこそ実現した。正に、夢の永遠のバイブル的作品。

あの時代、若者がアフリカの人々と触れ合う姿がいいですね。

20代の監督、20代のマイク、10代のロバート。海は傷を癒すと言います。健康的な髪の毛と肌の感じが海の恵みなのかも知れません


過剰な演出も無くシンプルに終わりなき夏を求めるカリフォルニアの若者と共に、時代を遡る旅を楽しめる作品。

シンプルな演出だからこそ、様々な、影響を若者に与えたのだと思います。

メニイ・クラシック・モーメンツ:P.N.「自然は自らの行為を跳ね返す。」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-18

つい先日の海の日に先駆けて公開された『エンドレス・サマー』を鑑賞して、ふと、サイトを確認してたら、こちらの作品を見つけて、早速、足を運びました。

やはり、『エンドレス・サマー』の影響がみられ、その後の世代が、より、ダイナミックに、技法や演出に走って行く流れが見てとれる。

かつて、店頭などで、イメージ映像が流れていて、だいたいサーフィン映像だった頃、あぁ、この影響があるなぁと感じさせる。

若い世代は、先輩を超えて行くもの。

先輩の歴史があって、それをより、楽しんで行く様が見てとれる。

良かったのは、主要の若者が、海に対する憧れや敬意、畏怖の念をまだまだ持っていること。

まだまだ、粗削りな自然が残る約50年前だからこそ、若者が無邪気に楽しむ姿が印象的作品でした。

クライモリ(2003):P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-07-17

先に「ヒルズハブアイズ」を観たのでわりとすんなり観れました。こういう作品てタンクトップの女性が胸強調で出てますね。次は「サランドラ」観ましょかね。

甘いお酒でうがい:P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-17

この映画をまた観て、とても感動した。私は何年か前からある若い女性と仲良くしている。松雪泰子さんにそっくりの素晴らしい女性だ。それだけにこの映画をあらためて観たくなったのだ。これは何よりも心地よいと思った。いつの間にかストーリーの世界に吸い込まれていった。もちろん私は松雪泰子さんの大ファンだ。これまで松雪泰子さんの作品はいっぱい拝見しているが、素晴らしいの一言に尽きると思う。美貌も演技力もほんとに抜群だ。最高の女優さんだと思う。これからも松雪泰子さんがご活躍されることを期待している。

ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン:P.N.「恋する黄昏ヴァンパイア」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-17

映画『トワイラト』をより、ヒューマン・タッチで仕上げた作品。

今、改めて考えると、美男美女の『トワイラト』は、配信系、Netflix系の走りの様な映画でしたが、こちらは、よりヒューマン・タッチで、映画のテイスト溢れる作品。

『トワイラト』は、ある客層を狙った感はあるが、映画テイスト溢れる今作は、
あらゆる世代が鑑賞しても、見応えある、映画的作品と言える。

まあ、大型シネコンのヒット系作品も人気だが、最近は、ミニ・シアター系作品のラインナップが素敵な作品が多い。

ヒット系作品も、人々の仕事を支えているので、それはそれで、その作品が好きな方々に任せて、映画テイスト溢れる作品が多いミニ・シアターの作品は、目が離せない作品が目白押し。

また、映画の楽しみが増えて嬉しい限り、スケジュール調整をエンジョイしよう?

映画って、いいなぁと感じれる映画テイストな作品です。

ドライブ・マイ・カー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-16

自分の朗読テープを車内で聴く日常のシーン,繰り返されるルーティンは村上春樹の小説の創作方法と重なりまた映画パーフェクト・デイズの平山のトイレ清掃員の一日とも不思議にオーバーラップするんだなあ

サイコ2:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

しかし、何よりもこの映画で心に残るのは、22年という歳月の流れ。
それは主人公のアンソニー・パーキンスやヴェラ・マイルズの表情からも読みとる事が出来るのですが、なかでもショック表現の差に、そのことが歴然と表れているんですね。

ヒッチコックを信奉しながらも、自然に表れるリチャード・フランクリン監督のショック演出の違い。

この映画の冒頭で、「サイコ」の史上名高いシャワー殺人が出て来ますが、この殺しと最後のクライマックスでの殺しは、形は似ていても、血や凶器への感覚は、全く別物なんですね。

22年の歳月、我々の感覚がどう移っているのか。
より強い刺激を求めているという事実を思い知らされて、ゾッとするのです。

サイコ2:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

姉を殺された恨みは、22年たっても消えるはずはなく、パーキンスの釈放に徹底して反対するのです。
加えて、素性の不明な若い女性や精神科医が入り乱れて、再び恐ろしい連続殺人が展開していくのです。

パーキンスが、またもや罪を犯しているのか、それとも真犯人は別にいるのか?

「サイコ」の続篇を作りたいとの願望を込めて、3本の脚本が書かれ、その中から選ばれたというだけに、真犯人登場のトリックは、なかなかのものです。

この映画の監督は、リチャード・フランクリン。
アルフレッド・ヒッチコック監督に学んだ事を誇りとし、ヒッチコックへの愛をたっぷり込めて演出しているので、あちこちにヒッチコック・タッチの再現が見られて、嬉しいですね。

サイコ2:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-07-16

この映画「サイコ2」は、アメリカ映画史上に残るスリラーの傑作「サイコ」の続篇。

あの映画で、"サイコ"という言葉を一般通用語にまで広げた犯人役をアンソニー・パーキンスが演じています。

彼が、精神病院に入院させられるところで「サイコ」は終わったのですが、現実の時の流れと同じ22年後、彼が精神病院を出て来るところから、この続篇は始まります。

あの淋しいモーテルに帰って来た、アンソニー・パーキンス扮するノーマン・ベイツが、何をするのか?
続篇の興味は、ここに集中します。

彼にまといつくヴェラ・マイルズ。
「サイコ」で殺されたジャネット・リーの妹役で、前作でも謎を追って、彼の正体を暴く役でした。

ことの終わり:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

だからこそ、サラの姿が輝いて見えるのであり、”天上的な愛を体現する存在”として、彼女は神々しいほど、美しく光輝く存在たり得たのだと思います。

自意識が強く、嫉妬と苦悩の狭間を揺れ動くベンドリックスを、繊細で深みのある演技を示したレイフ・ファインズはいつものように、私にインパクトを与えてくれましたが、この映画では何と言ってもジュリアン・ムーアの妖艶で芳醇な香りが漂うような美しさに見惚れてしまいました。

匂い立つような官能のラブシーンでも気品と優雅さに満ち溢れていて、”神との信仰上の約束”を守り通せなかったサラに、より人間である事の奥深さを感じさせてくれたのは、ジュリアン・ムーアの女優として、サラという人間の本質を理解し、完全になり切ったその役作りの凄さに圧倒されました。

ことの終わり:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

最終的にサラをベンドリックスから引き離したものが、”神への信仰”である以上、ベンドリックスは”神”へ嫉妬し、”神”を憎むしかありません。
サラも信仰によって、慰めと苦悩の狭間を彷徨う事になります。

ここに来て、この映画は普通のありきたりの三角関係のドラマだと思えたものが、物語の中心に”神”を介在させる事で、俄然、圧倒的な深みを帯びる事になって来ます。

そして、映画のラストに用意された、奇跡とも言えるエピソードは素晴らしいの一語に尽きます。
サラの崇高な愛は、天へと浄化され、心が癒される思いがします。

つまり、この映画は感性に訴える映画ではなく、知性に訴える映画であるという事がわかって来ます。
嫉妬に悶え苦しむベンドリックスの世俗的な姿というものは、客観的に見て愚かしく、認めたくはありませんが、嫉妬と愛情が表裏一体であるのもまた、ある意味、人生の真実なのかも知れません。

ことの終わり:P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-07-16

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ベンドリックスとサラの過去、サラが密かに会っているであろう”第三の男”—-様々な謎が絡み合う序盤のサスペンス・ミステリータッチの語り口は、我々観る者を惹きつけて離さない、ニール・ジョーダン監督の見事な演出です。

フラッシュバックの実に巧みな使用も効果的で、やがて解き明かされる真実には、謎解きの楽しみと共に、切実で真摯な”究極の愛の形”が、ズシリと確かな手応えを伴って、胸の奥底に響いて来ます。

そして、この映画全般の雰囲気をしっとりと濡れたような感覚で静かに、しかし狂おしく奏でるマイケル・ナイマンの音楽もこの映画のムードを盛り上げてくれます。

サラがベンドリックスと別れる契機になったのは、空襲を受け、仮死状態になった彼を蘇らせるために、必死で神へ懇願したサラの”神との信仰上の約束”に基づくものでした。
このサラと信仰との出会いは、カトリック作家グレアム・グリーンによる原作の”核”になるべきものだと思います。

愛というものに生きる人間が、情欲の嵐に溺れてしまうのを踏みとどまらせてしまうのは、人の人智を超えた”何かの支え”が必要なのかも知れません。

最終更新日:2024-10-28 16:00:02

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