ライフ(2017):P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-09-29
気候危機やコロナ・パンデミックそして秒読みに迫る核情況下で本篇を視聴するとサプライズなエンディングのリアリティが増して来るんだな
気候危機やコロナ・パンデミックそして秒読みに迫る核情況下で本篇を視聴するとサプライズなエンディングのリアリティが増して来るんだな
Eテレでやっていたので視聴。あまり面白くなかった。よくある話で、ジブリのパクリ感もあるし、肉子ときくりんの大阪弁も微妙。肉子の鼻歌がシャンソン風なのは大竹しのぶさんやからやね。
少年との出逢いと別れのシーンが秀逸な本篇はNHKPREMIUMcinema枠
本篇製作のポール・カリーが初監督し本テリーサ・パーマーがヒロインのタイムSF映画〈2:22〉。其の宇宙観やデジャブ(既視)感で魅せる作
もう少し自制心があれば、と云う数人の人生を描く。
一人だけ、やむを得ないと思える人は幻?の烏が見える。
よく観察されて怖いくらいリアルな物語になっています。
余貴美子さんの間の取り方がアクセントとなり、香取慎吾さんが、普通にいそうな中年男性をおもいっきり自然体で演じています。脇を固める実力派の俳優さんがいるからでしょう?
日本人は、勤勉な国民性を失いつつあり、日本人の良さを学んだ国は発展しました。
継続するは努力なり、日々の向上心、当たり前の仕事を当たり前に取り組む。
けれど、多くの日本人は、当たり前の仕事を当たり前に出来ない。なぜなら、当たり前ではないから。
このパラドックスが理解できるとより作品の面白さが分かる。
当たり前だと油断し、惰性に流されて、学ぶこと向上心を無くした人生には、やがて、ゆがみ、ひずみ、行き違い、歯車が噛み合わなくなってくる。
人間は考える葦である
考えて、学んで、向上心を胸に、日々、努力の継続こそ幸せ(不苦労)。
力むこともないし、頑張り過ぎることもない。
当たり前のことをするだけ。
流される葦ではなく、考える葦であれ。
『蜜蜂と遠雷』
せっかくのいい作品が改変部分で台無しになっている
ピアニストの苦悩と成長、個性のぶつかり合いを描いた最終予選が最大のクライマックス、そこに向けては余計な登場人物や閑話などは必要ない。この監督は原作をもっと深く読み込んで欲しかった、もっといい作品にできたはず
コロナ禍・短期間での撮影とのことで、やっぱり撮影のアングルやバリエーションが雑になってしまい、展開が分かりづらいところはあったけど、この環境での制作に挑戦したことは意義あることだと思う。制限ある中で作ったにしては物語もしっかりしてたし、ひとまずこうやって安心して観れるってことは、完全じゃないにしてもコロナが落ち着いたってことかな。
昨年度に比べ、今年の邦画は、名作揃い。
この作品も、中々です。
作品賞候補は
『アキラとあきら』
『さかなのこ』
に続き
『シン・ウルトラマン』
『百花』
『サバカン』
『ワンピース・フィルム・レッド』は、お祭り番なので特別賞
まだまだたくさん良い作品が出てきそう。
監督賞は
『沈黙のパレード』
『サバカン』
は、知らない場所なのに、故郷や、知っている場所、こんな感じあったあったとあるあるが一杯、『さかなのこ』と同じ子供の頃の原風景に溢れ、子供の世界には、涙が溢れた今年で一番泣けた作品。
ただ、回想する前と再会のシーンが、いまいち、子供の感動した世界観と繋がらなかったのは残念。
あの子供の頃の夏の日の思い出は、たいへん良かったです。80年代の長崎にタイムスリップした世界観は、良かっただけに、前半と後半の現代部分が、力及ばずです。
世界観はわくわくしますね。途中美女と野獣風味なのがきになってしまいました(なくてよかったような…)
親友のひろちゃんがいい味だしてました。
中学生の時に観て感動🥲ピエトロ・ジェルミの作品中最高傑作と思います。何とかもう一度観たい…。
もう少し自制心があれば、と云う数人の人生を描く。
一人だけ、やむを得ないと思える人は幻?の烏が見える。
『ワンピース・フィルム・レッド』の様に、ファンに関わらず誰が見てもとっても分かりやすく楽しめる作品。
先に、答を見せながら、じらしながら、こうもってくるか?
と二転三転、あれ、違う、イヤイヤ、やっぱりそう?
と誰かをかばい、誰かを騙し、誰かを思う。
人間の心理を巧みに、ミステリーに仕立てる、トリックと言うより、人間の心理を深く絡ませ、それを紐解いていくのを楽しめる作品。
すっかり、キャラクターの様になった福山さんと自然体の柴咲さんが突出することなく、出演するすべての方々を上手に料理した監督賞と言った作品。
真実は、常にあるがまま、沈黙しながら、パレードの様に、常に、目の前を通り過ぎる。人間は、時に、真実を見ないふり、気づかないふりをする生き物。
思い違い、勘違い、ありのままに、見るこどができない人間の悲しさがパレードと裏腹に、悲しさを誘う。
とっても分かりやすい仕上がり、子供から大人まで、楽しめる作品です。
新たな手法、演出で、次回作も、期待したい。
燃ゆる女の肖像の映画が衝撃的だったので期待していってきました・
緩やかな流れでこっれていってパンチもなく、あ~そうなんや~で見てしまいました。
食事のシーンでは質素なんだなって。
時代背景もわからなかったし、
でも双子の女の子がかわいいからなんとかみれました。。
今劇団前進座が本篇の舞台化作品を都内で上演中と聴く。映画から演劇へまたその逆もあろう。黒澤明監督や小津安二郎監督作品を敬愛した山田洋次監督も暫しそんな試みに挑戦している。落語や歌舞伎等とともに
原作を読んだ時の出演者のイメージが全く違いました。監督の小説やからか、気合入れ過ぎで観た後、首肩がこってました。小説通りに撮ったら、楽に観れたかも。
🎭️劇中劇のオスカー・ワイルドの「サロメ」や怖い絵のこと等を想い出させる少女コミック原作の映画化作品
料理もさることながら母親役のダグマーラー・ドミンスクがまた佳くて
内容が分かりにくいので、本を買いました。げんさくを端折りすぎているのと、何を伝えたいのかが解らない。
観賞後、母に会いたくなる邦画。
本年度ベスト。
終始暗い映像で淡々と進むストーリー。
ぶっちゃけ満足度は低いけどメッセージ性のある作品だった印象。
ストーリーより映像に引き込まれてしまった感じ。
長回しのシーンが多め。
母の痴呆が進行している事を表現したスーパーでの買い物や、アパートの階段を上がる無限ループ的なシーン。
阪神淡路大震災直後の自室から外に出て行くシーン。
これらの長回しのシーンが印象的。
記憶を忘れていく母。
過去の記憶を忘れられない息子。
この親子の関係が観ていて辛い。
半分の花火の意味を知り少しだけ救われた感じ。
お気に入りの河合優実さん。
どこに登場したのか不明(笑)
見つける事が出来ませんでした( ´∀`)