映画感想・レビュー 269/2575ページ

マルサの女:P.N.「テンポよくリズミカル。」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-19

約40年前の作品になりますから、テイストに乗りきれない方もいるでしょう?

個人的は、昔は、好みの作品ではなかったから、鑑賞しなかったけれど、改めて、映画館で鑑賞。

脚本・構成・演出が、完璧な作品。

リズミカルで、人間の、時代の息づかいまで伝わり、
豪華な俳優を使いながら、見事に、ひとりひとりの個性、ポテンシャルを最大値まで引き上げる監督の才能には、脱帽。

人間の最大の関心は人間と言われるくらい。人間観察にたけた監督の素晴らしいコンプリート作品の1つ。

人間のいい面も悪い面も含めて、愛された監督だったのでしょう?

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3:P.N.「好みのギャラクシー!?」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-05-19

完結、とのことで、おさらいがてら鑑賞。

どちらかと言うと、人それぞれの好みの作品。

マーベルあるあるで、何やら、何らかの続編はあるよう。

作品はスタートレックの世界観に、スター・ウォーズのハンソロとチューバッカのアウトローの要素をミックスジュース。アメリカンなアライグマに置き換えて(日本人には、ラスカルのイメージがあり、お好みで)。

全体をマーベル・チックな作品に仕上げて。

多様性やら何やらを今時風に盛り込んで。

まあ、個人的な、好みの作品と言えるので、ぶっ飛んだ、アメリカンな作品がお好きであれば。

なんだか、懐かしいミックスジュースを飲む感じ、けれど、ミックスジュースにも、ブレンド具合、お好み具合があるから。

結論は、あまり、好みの作品ではない。お好きな方はどうぞと言う感じ。

銀河鉄道の父:P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-05-18

雨の日に劇場で観賞してきましたが正に雨ニモマケズに観に行った甲斐があった作品でしたよ
驚異的なまでの父性愛を演じた役所広司さんや宮沢賢治のダメ息子ぶりをこれでもかとエネルギッシュに演じた菅田将暉さん
しかし、個人的には宮沢トシ役の森七菜さんの演技が刺さりましたね
特に死に際の呼吸が不規則かつ少しずつゆっくりとなって深みに落ちていく様に散る様は…
あんな熱演を見せられたら涙腺が大爆発してしまいました
森七菜さんは6月公開の『君は放課後インソムニア』でヒロインを務めるとのことでそちらも楽しみです
あとは、名脇役の益岡徹さん演じるお医者さんが宮沢家の不幸に感情移入しつつも必死に涙をこらえる演技も素晴らしかった
この作品、なんらかの映画賞はきっと獲ると思いますよ

モンパルナスの灯:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-18

本篇ジャック・ベッケル監督作品〈穴〉1960をスター・チャンネル視聴,監獄からの逃亡記の実録もののサウンドの細密描写の緊迫感はブレッソン監督〈スリ〉等も連想させた

シン・仮面ライダー:P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-05-17

今さらではありますがまだ劇場で上映されていたので観てきました
昭和時代の元祖の仮面ライダーを観たことがない私が観てもシン・仮面ライダーは普通に楽しめるエンタメ作品でしたね
最近の日曜の朝に放送されている令和の仮面ライダーは玩具の販促の為にやっているというカンジでちょっと薄っぺらい感があるんですよ
それに対してシン・仮面ライダーは役者がちゃんと体当たりの演技をしてしっかりと汗臭さが良い意味で伝わってくるイメージです
ショッカー軍団はもう少しハッキリ悪者として表現すべきだと思いましたが、国産の特撮映画として映像表現もそこそこ頑張っているので一応オススメしてもいいのかなと思いましたよ

AIR エア(2023):P.N.「yasuki」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-17

マイケルジョーダンに対するナイキの意気込みとソニーの情熱が感じられた作品です。
コンバース全盛の頃、部署の存続を掛けてマイケルジョーダンとの契約に力を注いだナイキの話ですが「母親は偉大」という感じの作品です。

帰れない山:P.N.「言葉のように表現のように全ては流れる」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-17

鑑賞前にイメージしていたのとはかなり違い、小説が原作でもあり、幾重にも深いストーリーが山脈のように展開して行きます。

少年時代の描写は、世代によっては、日本人にも、なんだか懐かしく、こう言う世界観は、何処にもあるよねと共感できる。

予想を大まかに裏切り、『ザリガニの鳴くところ』
のように、言葉のもつ力をベースに、生き方の違い、言葉の力をどう表現するかで、人生の展開も違ってくると言う、重厚でいて、爽やかな友情にからめ、人間の奥底にある表現する力は、語彙力とその使い方にあると強く訴えかける作品。

『ザリガニの鳴くところ』
で、貧しい語彙力から抜け出した彼女の逞しい表現力、「貧しき者こそ幸いなり」の意味を改めて深た。

その作品と同様、言葉、表現する力は、人生の終焉、我が家への道しるべとなる。

レット・イット・ビー 怖いものは、やはり怖い(夢判断、そして恐怖体験へ2):P.N.「もぐら」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-16

不思議な世界観に引き込まれて、最後まで魅入ってしまいました!
感動するホラーは初めてです。
劇中に流れる音楽も透明感があって素晴らしかった。
この世にはいない人の思いをここまでリアルに描かれ、主人公が一人ひとりに対峙して真実を解明する姿に胸が熱くなりました。この世とあの世を貫く幸福とは何か、考えさせられる映画です。制作者の真摯な思いが伝わりました。
一見の価値あり。

MEMORY メモリー:P.N.「メメントモリ、メメントモリ……、メモリー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-16

あれ?Rー15指定、と思いつつ鑑賞。

かなり、予想を裏切る内容と展開。

何かに、希望を託すと言うより、必殺・仕掛人、仕事人のようなテイスト。

世界中に、無意味な争い、殺戮を繰り返し何になるのか?

と問うているようにも思われる。

どんな理由があるにせよ、
どのみち、人間は、死ぬのだから、わざわざ、殺し会う必要があるのだろか?と。

死に逝く定めを受け止め、どう死にたいかに問を変えれば、希望も新たなメモリーに転換できるのだろう?

視点・捉え方を変えれば、過去の記憶さえまったく別物になる。

天然コケッコー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-16

日本映画専門チャンネルの特集脚本家・渡辺あやの世界の一本で視聴。映画〈ジョゼと虎と魚たち〉の後に観たせいか方言の持つヒューマンな温かさが印象に刻まれ。本篇は田園風景の美しさや東京の都会への憧れと失望も織り込まれた甘酸っぱい青春ドラマとしても面白かった。黒板へのキスシーンも一際粋だったなあ

TAR ター:P.N.「ロマンティックエロ爺」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-15

ケイト.ブランシッェトがオスカーを取るべきだったと思わせる怪演です!トップに上り詰め全ての権力を手にしたと思った者がそこから落ちていく様を見せる映画かと思わせたが~ラストのアジア編でタ―が嘔吐する場面、地獄の黙示録を思わせる場面そして~モンスターハンターの場面で~タ-再生のスタ―トを感じることが出来たと感じてます。

アデルの恋の物語:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-15

高校の映研時代友に薦められて観た映画〈トリュフォーの思春期〉,本篇もまたロードショー公開時に有楽町の映画館で初日に一日堪能。女性客が多かったが,支配人が客の入りを気にしている姿も又印象的だった

おとななじみ:P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-05-15

期待以上に面白かった幼馴染みの恋愛映画。
本年度ベスト!!

笑いと切なさが満載。
お仕事ムービー的な感じもあって満足度は高め!

4人の幼馴染みの恋愛映画。
楓の事が好きなのにある理由で打ち明ける事が出来ない春。
春の事が好きで気持ちを現すものの、春がその気持ちを感じず切ない感じの弁当屋で働く楓。
楓の事が昔から好きだけど打ち明けられない仕事が出来る伊織。
男好きだけど優秀なデザイナーの美桜。
この4人を中心にした恋愛映画。

春を演じた井上瑞稀と楓役の久間田琳加さんをはじめ、萩原利休さんや浅川莉奈さん。
この幼馴染みの4人の関係がとても良い!
こんな仲間がいるなんて羨ましい笑

お仕事ムービー系の場面も良かった。
春以外の3人の仕事をするシーンも印象的。
特に楓がお弁当に対する意識が高めだけど、鶏肉を切るシーンは恐ろしい(笑)
ホテルのオーナーもとても良かった!

観賞後は唐揚げを食べました( ´∀`)

最終更新日:2025-06-19 16:00:02

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