- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-01
主演のシアーシャ・ローナン嬢、何時の間にこんなに大人になったの?本編を観いてまず、そう想った。役柄が訛りが抜けないアイルランド移民なんだ。移民船の船酔も大変!ブルックリンでイタリア系の小柄な青年と恋に落ちて…。郷里には嘗て憧れていたもう一人の青年が。コピーにある「二つの故郷、二つの愛」に引き裂かれる女心。大メロドラマだが、職の無い移民労働者が教会の給食に預かるシーン、郷里の唄が響いたりと移民の心情に寄り添った情景もいい♪
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-01
映画<ブルックリン>を視聴していたら、海を隔てて揺れる恋心を描いたトリュフォー監督の本編を想い出した…。原作はアンリ・ピエール・ロシェの「二人の英国女性と大陸」。初潮の赤い血潮がベットの白いシーツに描かれた場面も鮮烈だった。モノクローム作品<突然、炎のごとく>と対をなす三角関係を、<恋のエチュード>は、やや抑えた色調のカメラで捉えた!両編を上映する企画を名画座にリクエストしたくなったー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-01
映画<ブルックリン>のデパートのシーンを視ていたら本編を連想した。其も其の筈、同じ1950年代初頭のストーリー。「百貨店」はフレデリック-ワイズマンのドキュメンタリー映画にもあったが、大量消費社会のシンボル。中産階級への違和感とか、転じてセレブへの憧れに成ったり…と。揺れ動く女心が愛のドラマの状況設定にあった点も本編と<ブルックリン>は何処か共通していた。。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-01
ロードショー時に見逃していた映画<ブルックリン>をスターチャンネルの放映で視ました。移民を描いた作品の代表作には<チャップリンの移民>等が想い出されるが、<エヴァの告白>もマリオン-コテヤール扮する一人の移民女性が遭遇する苦難の物語だった、。外国人移民の問題は排斥、迫害…と言葉や慣習の違いから現代でも大きな社会問題。冒頭、朝靄の煙る摩天楼に辿り着く客船、ラストの波止場のシーン、其の光景がステイーグリッツの写真の様に眼に焼き付いている…。
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- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
切なくて切なくて、衝撃的なラストでした。
また観に行きたいです。
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- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-06-30
素直に秀作だったと思います。
だが同時にトップには立てない作品だとも思った。
ファイナリストには残ったが、表彰台には手が届かなかったアスリートに似ている様な…。
人生を見つめ直すようなジャンルの傑作には違いないが、『サイドウェイ』『ジュノ』『ファミリー・ツリー』『キッズ・オールライト』と比較したらやや劣るかな(?)
たぶん個人の好き嫌いが左右しているだけだと思うが…。
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2017-06-30
岡山在住の映画ファンから言えば、『種まく旅人~夢のつぎ木』>『でーれーガールズ』>『ひかりのおと』>『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』>『桃とキジ』>『見えないから見えたもの~拝啓竹内昌彦先生』>『ふうがわりぃ(前篇)』と位置付けたい。
しかし、どの作品も★は1個がやっと。何だかなあ…。この作品もいい加減な気持ちで岡山の街を舞台に描こうとしたが感じが随所にある。あの遊歩道付き鶴見橋は1980年には存在しないぞ! 映画撮るならもっと岡山を勉強して来い!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
映画<白夜>と同じ文豪ドフトエフスキー原作。テーブルが転倒する冒頭シーンから引き込まれる…、ドミニク-サンダ演じる女学生の心の危機を見詰めた傑作。モノクロ映画<少女ムシェット>で見せた寡黙で暴力的な、ブレッソンのタッチは本編でも強烈。色彩が鮮やかに蘇ったらリマスター版で堪能した。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
少し前に竹橋の国立近代美術館で詩人-吉増監督のゴーゾー-シネマと言う映像を観る機会があったー。其の時、独特な一人語りと揺れる光の如き映像が其処にあった。同じ詩人のジャン-コクトー監督の映画とも似た要素があるが、ブレッソン監督の本編がより親しいのだろう。文豪ドフトエフスキーの原作の愛の幻影と狂気をサラリとカメラに撮しとって。一瞬、憧れの彼女の背中を捉えたヌードシーンは最高に美しかった!!
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
初め大学の図書館の視聴覚ブースで前半をビデオ観賞したー。ミステリアスでいてユーモラスな異国情趣溢れる不思議のクニ-Japan-トウキョウ♪其のタッチに惹かれて早稲田の名画座で再見!!トランス状態になった様な陶酔感で異国での孤独なスター男優の幻影を視て仕舞ったー。ホテルの窓辺に舞い降りた天使の如きスカーレット-ヨハンセン嬢、粋なバール、疎外された都会の天使たちのナイトムービー…。ロードシネマ…。トウキョウの再発見ではリドリー-スコット監督の<ブレードランナー>と同じかもー。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
今泉力哉監督の<サッドテイー>を観ていたら洪サンス監督作品の淡々としたユーモラスな語り口が想い出された…。例えば本編のイザベル-ユペール演じるアンヌは「灯台は何処?」とライフガードの青年に訊ねるが3つのヴァリエーションが楽しめる。其のエピソードは独立したオムニバスの様でいて相互に関係している。此は映画演出と編集術の楽しみ或いは苦悩何だろうなあ。通常は一つを選ぶがそうせずに三人三様でアンヌを其のまま呈示。観客はヴァリエーションの差異を楽しめばいい♪
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
名画座キネカ大森の今泉力哉監督特集で<サッドテイー>を観ていたら、本編の冒頭とラストで一台の黒いボデイの車が何周もレーシングするシーンとオーバーラップしたー。前者のジョギング走行する青年の姿は本編シーン引用だと後で知った…。此の青年の行為が物語の重要な伏線となる。本編ではハリウッド男優の父が狂言回しとして登場。其の虚無的な日常と対比される可愛い娘エル-ファニング嬢の充実振りは切ない程だ。寂しい想いを寂茶に託した<サッドテイー>と共鳴する処である♪
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-30
ロココ調の絵画の様にお洒落でエレガンスな可愛いマリー・アントワネット嬢!其のポップなセンスはもっと現代的ー。ソフィア・コッポラ監督は歴史劇を現代劇に変容して仕舞う♪主演のキルステイ・ダンストはい一見、お人形見たいだが、狂言回しなのかも。ファッショナブルでスイーツに目がない美食家だが、ポリシーがあって…。やりたかった主題は、親子の家族関係をベースに描いた自伝的な作品<somewhere >とシンクロしている。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-29
映画<わたしに会うまでの1600キロ>のジャン-マルク-ヴァレ監督作品。描いた世界は違うがどちらも実話を題材にした。本編は余命僅かなの人生を自分なりに真剣に生きるカウボーイの粋な姿があった!紆余曲折の道程は<わたしに…>のヒロインと本編のヒーロは同じ何だろう♪スタイリッシュな絵作りの上手さが酔わせてくれる。
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2017-06-29
レンタルDVDで再見。改めて「まぎれもない駄作」であることを再確認。アレも言いたい。コレも言いたい。映画館や作品に対する思いはわかるが、語り口がド下手な為に感動が伝わって来ないのだ。
映画監督を目指す若者。経営者や観客の映画館への想い。そして劇場に住むという謎の老人…これらの伏線がうまくかみ合っていない。そう、脚本が最悪なのだ! 全国ヒットにならなかった理由がよ~くわかります。映画ファンを馬鹿にするな!
「70ミリ福山大黒座」をナメるな!
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-06-29
こどもつかいさんのビジュアルに惹かれたのと、ホラーが好きなので見ました。もう少し怖さが欲しかったです。ストーリーもどこか物足りなさが……。でも大好きです!こどもつかいさんの過去が切ない。彼の日常が崩れ去る瞬間が頭から離れません。こどもつかいさんの気持ちを考えながら見るのもいいですよ!
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-06-29
涙が出た。激戦地で銃を持たずに兵士を助けたのは凄いが、それよりも多くの命が奪われていく戦争に、何の意味があるのか改めて考えさせられた映画でした。戦地が沖縄、即ち日本軍が相手だったので、ちょっと複雑な思いで見ました。
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-06-29
映像は綺麗ですけど、なんか盛り上がりにかけるというか。人間の心や記憶・感情ってこうなってるのかなって考えさせられるのはちょっと面白かったです。
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-06-29
忙しい中又、観に行って来ました。あの笑顔に癒されます。人生色々大変な事が起きます平穏な日々が続くいているかと思うと、びっくりする様な事が起こります。それを乗り越えてこそまた、楽しい日々が来ます。ずっと上映して欲しい映画です。
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2017-06-28
好きになれば身長差なんて気にならない。とは言っても、周囲の目や親や友人の言葉にぐらつく気持ち。主人公の気持ちの変化が見所かな。喜怒哀楽が有るにはあるが、どれも中途半端な感じがした。まぁ良く言えばほんわかしている映画。