その女諜報員 アレックス:P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-19
冒頭の銀行強盗らの襲撃シーンからB 級映画の乗りを予想させる…。アレックスを演じたオルガ・キュルレンコは<スパイ-レジェンド>のヒロインの延長上にあるが、本編はタフな魅力をヴァージョン-アップさせている!テンポの佳いクリント-イーストウッド監督の愛弟子監督のデビューのエンターテインメント♪
冒頭の銀行強盗らの襲撃シーンからB 級映画の乗りを予想させる…。アレックスを演じたオルガ・キュルレンコは<スパイ-レジェンド>のヒロインの延長上にあるが、本編はタフな魅力をヴァージョン-アップさせている!テンポの佳いクリント-イーストウッド監督の愛弟子監督のデビューのエンターテインメント♪
スターチャンネルのシネマ・クラシック放映でフランク・キャプラ監督の<スミス都へ行く>を見ていたら、本編での正義感と共通している事を想起。議場でのやり取りで信念を貫いて感動を呼んだジェイムス・スチュアート扮する新米の上院議員。本編の記憶を一時的に失ったシナリオライター役のジム・キャリーが、赤狩り目的の公聴会で合衆国憲法に書かれている思想・心情の自由と真の愛国主義を述べる姿勢は見事なものだ。<アーチスト><ニュー-シネマ-パラダイス>見たいに映画愛溢れる名画!!
Movie plus の深夜TV 放映で<エマニュエル・ベアール、赤と黒の誘惑>を観た。其れは16才の少年と年上の女エマニュエル・ベアールとのシンパシーのラブ-ストーリーだったー。
本編はオノレ-バルザック原作の映画化。ジャック-リベット監督がミッシェル-ピコリ扮する老画家とヌードモデルを引き受けたエマニュエル・ベアール嬢との愛と美の探求の物語。両作品ともベアールが主演で、題材は違うものの、人間関係の息詰まる心理描写の巧みさに特徴がある。
ドリス・デイとジェイムス・スチュアート共演の<知りすぎていた男>吹替え版を見ていたらモロッコ、マラケシュ等のアラブ世界の色彩美にアンリ-マチスの絵画が頭に浮かんだ…。ヒッチコック監督は元来、映画美術出身だから美女を始めとする人物造形や奥行きのある構図など細心の注意を払った…。トリュフォー監督作品のカット割りに其の大きな影響の痕がある。ヒロイン達の美しさと共に♪
異国情趣に充ちた<知りすぎていた男>の吹替え版を視ていたら、スパイものサスペンスの映画のロードムービーの本編を連想したー。<知りすぎて…>はオーケーストラのシーンに始まり主演のドリス-デイの口ずさむ♪ケセラセラの唄が重要な伏線に…。本編は列車での女スパイと主人公ケーリー-グラントの出合いのシーンがラブ-ストリーテリングでもあるヒッチコック監督の持ち味、無人の玉蜀黍畑で空襲に会ったり、ラストの大統領の大彫像刻まれた断崖上での決死のシーンも有名!
シェークスピア悲劇「リア王」翻案の本編の絵の様なラストシーンを見ていたら、明黒澤監督本編メイキングの<A.K .>が頭を過った…。クリス-マイケル監督は本編ロケ地の富士山麓を取材。見事な日本人ルポルタージュに仕上げた♪偉大な監督の手法の秘密に迫りつつ、武者の若人のエキストラへの興味は尽きないー。本編の監督の拘りはスクリプターの話に由ると麦の穂先の銀色ペインテイングにまで及んだ…。でも必死にスプレーしたこの自然改編の大掛かりなシーンは結局使われ無かったのだ!
向井理さんが家族に乾杯するテレビ番組で棚倉町を訪ねるのを観た。駅前でお祖母様が食べもの屋さんをやってたとの話を思い出し。。向井さんの心情を察するに忍びない。こころが暖かくなる作品です。
モイラ・シアラーの踊りが堪能出来る本編は赤い靴上演での表現主義の舞台装置といい素晴らしい!!クラシック-シネマの本モチーフは形を換えて映画<ブラック-スワン>に引き継がれて往く事だろう…。アンデルセンの童話が、本作ではシェークスピア悲劇「ロミオとジュリエット」へと転じ、愛と嫉妬の物語と為った♪其の圧巻の幕切れは不朽の名篇と本編を呼ぶのに充分に価する。ジャック-カーデイフの撮影は影絵の如きサイレント映画の手法も踏襲したー。見事なバレエ音楽作品。ブラボー♪
まだ上映されていませんが、とても楽しみにしています。キム・ナムギル氏は卓越した演技力で人物像を創り上げて作品に臨むので、毎回心を揺さぶられますね。ルックスの良さだけでなく身体の使い方が上手で、立っているだけで絵になり存在感があります。声も魅力的です。時代劇でも悪人でもない、フツーのサラリーマン役に期待していますよー♪
原作の世界観を壊さず、また、ただ忠実に再現するだけでなく巧く実写化した作品。世に失敗作だらけの実写化は数あるが、この作品を見て学んでほしい。
あの有名な役者が、あそこまでブッ飛んだ演技をさせる監督に対する信頼感が感じられた。 更に原作にもないパロディや小ネタが、どれも笑えた。
正直、何故こんなに評価されているか分かりません。
監督の構成力が無いせいだと思いますが、シリアスな中に無理矢理入れられたギャグ、とても不快でした。まとまりがない。銀魂という原作を媒体にして好きなようやっているとすら感じました。映画としては非常に酷い出来だと思います。福田監督はドラマだけにしておいた方がよかったのでは?二度と映画は作らないで下さいね。
キャラクターのビジュアルは沖田と土方と高杉以外かなり良かったと思うので★2。
伊勢谷友介がかっこよかった~。時代劇合いすぎ!石原さとみの真っ赤な着物姿も美しかった~。ただ、ストーリーには入り込めなくて、どうしても無門含めた虎狼の人たちに感情移入できず…どちらを応援することもできなくて…。。。
キップのいい女を小雪が普段着で演じた憎い作品ー。エピソード集風なオムニバス映画の様な構成も小気味、佳かった♪天使の如き小雪スマイルがスクリーン一杯に広がった…:-)
森田光芳監督の渡辺淳一原作<失楽園>で描いた燃える様な愛の世界を観ていたら本編の純愛を想い出した…。主人公の松田優作と小林薫のヒリヒリした緊張感ある演技。市電が街の中を往く幻想風景!マドンナの藤谷美和子がセピア色の写真に浮かぶラストシーンも見事…。明治女の自立をキリリと描いた秀作♪
夏目漱石原作の<それから>で女性の自立を描いた森田光芳監督が本編では渡辺淳一文藝でエンドレス・ラブに挑戦した!黒木瞳の儚いキャラに対比される役所広司の妻役の星野知子等、脇の存在感がリアルだったー。雪降る窓辺で一夜を共にし、心中する「エロスとタナトスの世界」が美しく詩情豊かに演出された。ロードショー時に試写会で観た時はもっと生々しい感じがしたが、TV 画面で改めて視ると意外な程、抑えた清楚感があるのに驚いた♪
映画<ウエスト・ワールド>見たいな管理・監視され制御され捏造された山小屋で若者達を恐怖が襲う!!笑い、ブラック・ジョーク風なシュチュエーションがヒッチコック・タッチを生んでいる様にもー。怖い絵画の裏側がマジックミラー…。人間に潜む悪魔と天使の戦い!!
Movie plus のTV 放映でナオミ・ワッツ主演の<夫以外の選択肢>を観ていたら、W 不倫のスリリングな展開で本編の彼女を思い出した…。本作は文字通り絵の様に美しい海のシーンが眩しい♪レッシングの原作が読みたくなる程。其の盲目的な愛の行方が描かれた…。
ピーター・ハイアムス監督のSF 映画<2010>でソ連の宇宙飛行士役の理智的なヘレン・ミレン。其に比して本編のマダム・マロリー役は細身ながら、堂々とした貫禄でプライドある役処をこなしている。隣接のインド料理店への偏見が次第に変わって行く…。撮影や色彩も美しい「ごはん映画!」。エスニックな本格インドカリーが是非とも食べたくなるラブリーなロマンテイック・テイスト・movie!
映画<恋のゆくえ~ファビラス・ベイカー・ボーイズ>のセクシーなミッシェル・ファイファーを見ていたら、本編の真摯な弁護士役の彼女を想い出した…。役者だから色々な役を演じ分けられる…。本編の主役のサムを熱演したショーン・ペンも勿論の事。こんな美人弁護士と愛し合える何て!二人のコンビネーションも見もの♪
途方も無いゴシックmystery 風なシュチュエーションだけに、史実や時代考証、雰囲気が真面目に練られたフィクション。偉大なエイブラハム・リンカーン、合衆国大統領の新たな神話なのかも知れない♪ところで、昨日スターチャンネルで観たフランク・キャプラ監督<スミス都へ行く>でも、上院議員のスミス氏(ジェイムス・スチュアート)の憧れとしてエイブラハム・リンカーンの大きな彫像が写し出されていた…。