映画感想・レビュー 1469/2608ページ

担え銃:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-21

短編サイレント映画〈チャップリンの霊泉〉1917年製作を観た。吹き替えが入らない程にチャールズ・チャップリンの仕種は多くを語る。温泉治療の霊泉、マッチョなマッサージ師、入口の最先端の回転ドア等が小道具として笑劇・ボードヴィルで!本編では兵士の隠れ蓑としての木の変装姿、軍事教練、チーズの臭いよりも強烈な毒ガス、人間砲弾…、と言ったアイデアとギャグの連続で戦争の愚かさを手玉に捕って仕舞ったね🎵

やさしい女 デジタル・リマスター版:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-21

マウロ・ボロニーニ監督のドミニク・サンダ主演の未公開映画〈沈黙の官能〉を視ると、同じく彼女が主演のロベール・ブレッソン監督の本編やベルナルド・ベルトリッチ監督の〈暗殺の森〉が思い浮かんだ…。話のスタイルや格調の高さと言う点ではダヌンチオ原作のルキノ・ヴィスコンティ監督の遺作と為った〈イノセント〉何だろうね。耽美的な味わいが有ってスタンリー・キューブリック監督の史劇〈バリー・リンドン〉かもねー。遺産を巡る其の噺で本編同様の或衝撃が走った!

肉体の悪魔(’47):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-21

日本で未公開の映画〈夜のマルグリット〉はゲーテのファウスト見たいな内容のクロード・オータン・ララ監督作品。イブ・モンタンがダンディな中年の悪魔メフィスト役で出演。老学者が魂と引き換えに若返ってミッシエル・モルガンのマルグリット嬢に恋をする…。其の青年は流石に本編の様な美男ジュラール・フィリップ君では無かったがー。レイモン・ラディゲ原作の本編の方はモノクロの撮影や音響効果の良さと併せて脚色が優れていた。歳上のヒロインの官能さと共に🎵

バンデットQ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

テリー・ギリアム監督の奇想天外なSFファンタジー!少年を囲む6人の小人はカルト映画〈惑星キンザサ〉の住人見たいで可笑しかったね。クライマックスの魔王の反撃と神による怒りの粉砕シーンは抑止力としての毒ガス等先進化学兵器への諷刺?「何故そんなに迄、神様は大量の死者を出さなくちゃならないの」と言う少年の神への懐疑は見事な現代の戦争批判の精神の顕れ何だね。

アイ・フランケンシュタイン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン」の現代的な続編だった。仮面を着けた悪魔の動きが何だかクレイ・アニメっぽくて面白いんだなぁ~。創造されたアダム役のアーロン・エッカートが恰好佳いのと女性科学者のイボンヌ・ストラホフスキー嬢が素敵なのでハラハラさせられなからも、つい見入って仕舞う好篇なのだ!

泥棒役者:P.N.「はるまる」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

笑って泣ける超喜劇エンターテインメント!!!まさにこの言葉そのものでした。
めちゃめちゃ面白いんです。映画館が笑い声でいっぱいになる。そして笑えるだけではない。心あたたまるシーンや泣けるシーンもある。素晴らしい映画です。そして主題歌、関ジャニ∞の応答セヨが映画にぴったり!主演の丸山くんをはじめ、皆さんとても好演でした。

卒業(’67):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

本編は昔、名画座で〈真夜中のカーボーイ〉と二本立てで観た記憶が在る名篇だ。とことん走るダステイン・ホフマンの姿が話題に成る程観客を沸かせたんだぜ。サイモン&ガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンス等ヒット曲尽くしだった。マイク・ニコルス監督の本編ラストの有名な結婚式のシーンを見ていると、矢張ホフマン主演のイタリア映画〈アルフレード、アルフレード〉のラストを連想させた。ウエディングは人生の墓場だと言うアイロニーが込められていてね🎵

アニー・ホール:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

ロバート・レッドフォードの監督処女作の映画〈普通の人々〉を観た。心理カウンセリングを受けるナーバスな父と子、其の気詰まりなセラピーのシーンでウディ・アレンの本編を連想した。本作ではダイアン・キートンのアニーが暫しセラピストの診療を受ける。ロードショウー時には、流石アメリカと想いつつ先進病理社会にも一抹の不安感が。本編のコミカルなラストに比べ、上記の作品は普通の人々に為れない1家族の抱えるトラウマと若干のほろ苦さが其処に在ったのだが…。

市民ケーン:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

高校の映研の先輩と満杯の観客席でのホール上映会で、かなり掠れた状態の本編を観たのが最初で在った…。魘されるような興奮とフィーバー振りが今でも「ローズバット薔薇の蕾」と言う呪文の如き言葉と共に想い出される。フランツ・カフカ原作の〈審判〉も又、不条理な閉塞状況下の一人の男の姿が悪夢として再現された。HGウェルズの「宇宙戦争」をラジオの実況生中継して合衆を震撼させた天才オーソン・ウェルズ監督の金字塔!

十戒:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

昔、フィルムセンター等でモノクロ版も観た事が在った本編。今回はデジタル・リマスターのカラー版の本作品。総天然色で絵画の様に美しい。セシル・B・デミルはミケランジェロの絵画を参考にしたとか。有名な海が割れるシーンは映画館のスクリーンで見たい処だ!其のスベクタクルはサイレントのモノクロでも相当なものだった。チャールトン・へストンとユル・ブリンナーの嵌り役、エジプト女王のアン・バクスターも美麗だねぇ👁️‍🗨️

ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~:P.N.「サリー」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

純粋に本当に良い映画でした。
邦画でなかなか味わえない
感覚でした。

静かなのに、
全く間延びすることもなく
飽きさせない
時間が経つのを感じませんでした。

嵐のニノか…
と偏見を持つ人が
観ないのは勿体ない作品です。
アンチジャニーズでも
映画として観て欲しい
絶対損しない。
観て
良かったと思わない人は殆ど居ないと思うくらいの久しぶりに
良い映画観たな~と心から思いました。

皆に観て貰わないと
勿体なさすぎます。

恋文('85):P.N.「sawq1」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-11-20

男と女の愛のあり方を問うた物語です。
善悪を超えた少年がそのまま大きくなったような男、自分勝手に生きていると思われる主人公が時として見る者にグッとくる文言を吐く所があり、その言葉と妻自身の感受性とも相成り、妻自身も思いがけない方向に導かれていく部分がこの映画の秀逸な部分と思います。
 私なら、、あなたならどうするという事を非常に身近に考えさせられる良い問題提起の映画であります。
勿論、萩原健一、倍賞美津子共に素晴らしい演技です。

ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~:P.N.「とうち」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-20

余韻がいつまでも残り、再び余韻を感じたく二回観賞。二回目の方が、より深く感動してしまった。
みんなの演技もとても素晴らしく、引き込まれた。優しい音楽も染み入ってきた。
二宮くんの演技は、表情で語り、表情で演じ、表情で酔わせてくれた。難しい役どころ。ラストは圧巻‼

エタニティ 永遠の花たちへ:P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-11-19

19世紀末から20世紀初頭のフランス上流階級の一人の女性を通して、人の生と死とは何かを表現する作品だが、作品全般にナレーションが入っており、観る者はナレーションを追いかける事になってしまうのが残念。この作品の一番良い点はおば様からお子様まで、とにかく女性が美しい事。特に若き日『ダヴィンチ・コード』で圧倒的な存在感を示したオドレイ・トトゥが素敵に歳を取った姿を見れて非常に満足

ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~:P.N.「すいか」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-11-19

娘が嵐のファンなので前売り券を購入しました。
私はあくまで付添いで映画の内容にも期待していなかったのですが、いつのまにかストーリーに引き込まれ感動で鳥肌がたち、涙を流していました。
観る人によっては内容の捉え方が違ってくる作品かもしれません。
別の感動があるかもしれないと言う期待感からもう一度観てみたいです。

パブリック・エネミーズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-19

ジョン・デリンジヤーが実際に劇場で見るのがヴン・ダイク監督のクラーク・ゲーブル主演の1934年のモノクロ映画〈男の世界〉。デリンジヤーと捜査官との対決が見ものの本編のクライマックスの運命的な伏線とも言えるー。ジョニー・デップが百面相風で返って素の姿が見えて佳かった。ラストシーンの恋人マリオン・コテヤールとのエピソードが感動的何だ🎵

先生!、、、好きになってもいいですか?:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-11-19

岡山市西大寺にある学芸館高校での主役ゲストサプライズ登場付きの試写会(NHK・民放、地元TV局の興奮大報道があった)や、岡山市民なら誰でも知っている街中でのロケ敢行etc.さぞ岡山は盛り上がっているのかと思ったら、映画館はガラガラ状態で驚いた。こんなチーチーパッパの幼児的ドラマよりは、12月公開の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』に劇場側も宣伝強化へシフト転換している。残念な作品でした。

最終更新日:2025-10-21 16:00:02

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