スキップ・トレース:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-09-06
微妙にアクションシーンが弱いので、香港のアクション映画というよりは、アメリカのロードムービーとして見た方がよい。 迫力には欠けてしまうが、コミカルな動きのあるシーンは健在。女性のアクションが拾い物でした。
微妙にアクションシーンが弱いので、香港のアクション映画というよりは、アメリカのロードムービーとして見た方がよい。 迫力には欠けてしまうが、コミカルな動きのあるシーンは健在。女性のアクションが拾い物でした。
ジェーン・フォンダとピーター・フォンダが妖しい魅力のロジェ・ヴァデイム監督作品、アラン・ドロンが自己の良心と闘うルイ・マル監督作品、ドロンが見上げる青空から始まるローマの映画祭の内幕ものを切り取った酔いどれテレンス・スタンプ主演のフェデリコ・フェリーニ監督作品。賞金のフェラーリの暴走車から見えた最期の光景は如何に?ポーの異界に興じた三本立
本編はマイケル・ムーア監督の一連のドキュメンタリー作品や映画〈スノーデン〉等を想わせるスリリングな展開だ!白髪のベネディクト・カンバーバッチの怪演も光るー。産軍一体の機密情報の公開か漏洩か、国民の知る権利とは何か、告発者のリスクと其の保護とは…。現代社会を揺るがすマスメディアの巨大な権力や国家権力に立ち向かうドン・キホーテさながらの姿が。
映画『水面のあかり』の初日9月2日(土)に、観てきました。
日本らしい素敵な作品でした。
満席で、立ち見の方もおられました。
どんどん日本中、世界中の方に観ていただきたい作品です。
movie plusのTV放映の吹替版で観た。カミングアウトしてからも嘘が嘘を呼びラストのサプライズに観客全員が騙されるのでは!ジム・キャリーとナイーブなイケメン、ユアン・マクレガーの永遠のコンビネーションに雲海も想わずシンボルマークにー。騙し屋家業と言う点ではレオナルド・デカプリオ主演の映画〈キャッチ・ミー・イフユーキャン〉を連想させた。
ナオミ・ワッツがダイアナ妃役の映画〈ダイアナ〉を観ていたら本編に登場するパパラッチの事を想い出した。ゴシップ記者のマルチェロ・マストロヤンニとフェデリコ・フェリーニ監督が組んだ自由奔放でデカダンな甘い生活、其れは又フェリーニの自伝的作風の〈8 1/2〉へと連なって行く…。
期待していたより、つまらなかった。残念です。
ラストのエピソードはフェデリコ・フェリーニ監督の十八番!暴走の果てに怪奇と美少女と言うエロスとタナトスの耽美がー。少女は毬を突いていて…、横溝正史のミステリアスな世界さながらにね。超コワ、エドガー・アラン・ポーの原作のオムニバス3作品だった。
NHKTVの「美の壺」で小泉八雲ことラフカデイオ・ハーンが取り上げられていた。本編〈怪談〉に有る「雪女」や「耳なし芳一」も(永遠の女性像)や聴覚を刺激する(語りの文藝)として解説されている。其れにしてもモノクローム撮影の雪女の白い肌、其の妖しいオーラを放つ岸恵子が一際印象的だった!
まさに、イニシャルDをオマージュするようなドライバーズテクニックは日本のスバル車で幕を開ける。音楽とかわいい彼女となんてったって、車が好きなんです。死ぬほど車が好きなんです。そして、音楽も、かわいい彼女も…。また、主人公が、人々から愛される。車、ドライバーズテクニック、音楽、そして、かわいい彼女と主人公の彼、すべてがいとおしい=ベイビー、それは、ドライバーなんです。
ヒーローものの中でも、かなり、リアリティを追究した作品。
又は、ヒロインとなるワンダーウーマンも、かなり、現実に寄り添う、身近な存在として描かれているのは、空から突然現れるスーパーマンとも違う…。人々を救いたいと言う愛の強さから自らの力に目覚める。結局、人々を本当に救うのは人が何を信じるか、彼女はただ愛を信じる愛の戦士なのです。
小堺一機のTV番組〈かたらふ〉でゲストの中村雅俊が本編のテーマソングの一つ〈恋人も濡れる街角〉に付いて語った。流石に深作欣二監督も本曲は入れ難かったらしい!実際は工夫して随所で〈キネマの天地〉と併せて挿入、中々決まっていた。本編を観て怒った野村芳太郎監督が山田洋次監督に松竹で〈キネマの天地〉を撮らせたのも何かの因縁なのかも。
NHKTVで放送の始まった連続ドラマ〈植木等とのぼせもん〉。現代人は本編の様な笑いを又求めていると在った。ドラマには唄や映画が大ヒットしてフラフラな植木等の姿が出て来た。古澤憲吾監督の無責任な異常な男の成功譚を描き出した執念が伝わって来る。植木等の完全主義の演技が、又クレージーキャツのチーム力が本編の重責を見事に背負ったエンターテイナーとしての力を感じさせた。
合法的な殺戮デーの設置と言う情況はローマ時代のコロッシアムでの奴隷の生贄競技を連想させる。よくよく考えると現代の戦争行為自体が合法殺人・大量殺戮・ジェノサイドなので近未来の御話ですまされ無いのかも知れない!そんな恐怖心を与えたサバイバル・ゲームだった。
期待大! 楽しみ! 続編でまさかの復活とは(笑)
他のレビューでアルゼンチン版と比べ時間軸を短くしてシビアな方へシフトして云々と在った。暗黒の軍事政権下の25年前に遡るオリジナル版と9.11直後テロ対策強化期の12年前に遡るリメイク版ではドラマの深度が違う。とわ言えリアルな謎解きサスペンスの愛のドラマは意外な展開とテロ対策下で聖域化された捜査方法の矛盾を見事に突いている。
音楽は良かったが、それ以外の全てが大学の映画同好会の自主制作作品レベル。内容的にはいかにもラノベといった内容。しかし、日本の今日の青春映画はかなりの確率で時間移動するが、もうそろそろ別の手法を見つけるべき。『心が叫びたがってるんだ』『君の膵臓をたべたい』といった類似作品の後に公開というのも損をしている
久々の名作に出会ったという感じ。映画からのメッセージはぼんやり受け身で見ていては受け取りそこなうかも。しかも素直にストーリーにゆだねることも必要かもしれない。壁はイラクの小学校だった、という戦争というものが双方に言い分を持ち、正しい解決などないという宿命も絡めつつ、人間が社会の中で重い任務を背負い、生きるということはなんなのか、という人生の原点をも見せつけられる。俳優さんも臨場感そのものの中で、演技とは思えない。監督の視点もゆるがない。見ていて安定感もある。
これは術にかかってしまったのか「忍びの国」から抜け出る事が出来ない。半世紀以上生きて来て、同じ映画に何度も足を運ぶなんて思ってもいなかった。
こんな映画をズーッと待ってました。中村監督に感謝です!
そして無門とお国、大善に平兵衛…に愛を込めてありがとう。
年齢を考えると、ジャッキーのアクションのキレも全盛期の半分にも満たないが、それはしかたないところ。しかしながら、笑いのツボを心得ていて、数分に一度は笑わせてくれるあたりはさすが。この作品は内容的にはこれといった見所はないが、この作品を観に行く人は後継者など現れるはずのない、不世出の存在であるジャッキーそのものを見所なのだろう