映画感想・レビュー 1436/2584ページ

青い山脈('49):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-19

もう何回と無く、国立近美のフィルム・センターや名画座で観ていたが、改めてNHK衛星放送のプレミアム・シネマ「原節子特集」で見ると、小津安二郎監督の初期無声映画を思わせるコミカルなタッチが要所要所にあって何度も吹き出させてくれたなぁ~。其れに石坂洋次郎の原作だけどまるで夏目漱石の「坊ちゃん」見たいな展開で大いに痛快しごく何だな!黒澤明監督〈我が青春に悔いなし〉に引き続いて今井正監督の大ヒットの本編でも原は女学園の旧習と闘う眩しい女教員のヒロインでね。ファイト🚴🎾

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-19

そして不屈の男トランボ氏が監督した映画〈ジョニーは戦場に行った〉は、ベットの上で一人横たわる、白い包帯でぐるぐる巻きにされた肉片の塊と化した兵士ジョニーの変わり果てた姿で見る、天使の様な幸福な愛の想い出と戦場の悪夢とがとぎれとぎれに交錯する映像だったんだ!丁度シナリオライターが1台のタイプライターで物語を紡ぐ様に1患者の脳内や瞼のスクリーンに点滅する記憶自体の叫びの如き表出がテーマ何だ。平和の鐘が鳴り響いてね✨

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-18

本編の基となったTBSテレビのドキュメントを観た事が在った…。其のタイトル自体はアメリカ映画〈ハリウッドが最も嫌った男・トランボ〉を想記させたが、沖縄人民党の代議士・瀬長亀次郎氏も又、其の信念・信条を貫いた情熱の人で在った!米軍や国圧で政治生命が断たれようが民衆の支持を得て第2第3の瀬長亀次郎が誕生して行く共同の姿、命どう宝の精神・沖縄魂を非常に力強く感じさせる感動作だ。

わが青春に悔なし:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-18

本編、冒頭の京都吉田山の学生時代のピクニツクのシーンから思わず引き込まれる…。マドンナの原節子が何ともチャーミングだからだけでは無い。川を渡ろうとする彼女に思わず手を差し出す二人の男、そんなシャイな恋敵の糸川と野毛のショットが野原を駆け巡るショットへと目眩く切り替わる其のサイレント映画の如き素晴しさと言ったら!勿論、出突っ張りのヒロインの原節子の女優としての輝ける代表作 にして黒澤明監督の傑作何だろうね。エイゼンシュテイン監督の〈ストライキ〉やブドウキン監督の〈母〉等にインスバイアされたモンタージュが駆使されて人物表現も実に見事だったよ。

DESTINY 鎌倉ものがたり:P.N.「C.ルージュ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-12-17

黄泉の国や幽霊の存在をバカバカしいと思う人はこのファンタジーを楽しめないと思うが、私はワクワクして楽しかったし、ハッピーエンドで後味もよかった。思ったほど鎌倉の風景はなかったが、、昭和の暮らしを再現するのに、髪形、服装、小道具、セットに手間がかかっていて、子供の頃の思い出がよみがえり、温かい気持ちになった。

DESTINY 鎌倉ものがたり:P.N.「なんて?」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-12-17

正直残念だった。好きな俳優が出てたのでなおさら期待している自分がいたのだが…設定が最初から最後までよくわからなかった。黄泉の国に行ったくらいからはもうなんでもありやなって感じ。まるで小中学生が書いた物語って感じ。お金を払って見るほどではない。

鋼の錬金術師:P.N.「キヨシ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-12-16

原作、アニメを見ていた者として。
キャストは特に文句は無い。
ただ、原作からの名場面を変なタイミングでぶっこんだり、変な脚色をしていて、途中、見るに耐えない場面も。
忠実に、とまでは言わないけど、原作をバカにしすぎ。
思わず、鼻で笑ってしまうレベル。

DESTINY 鎌倉ものがたり:P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2017-12-16

映画が終わって場内が明るくなり客席を見渡すと、まあ家族連れの多いこと! やはりこの映画は「ファンタジー=ファミリー層」を狙ったモノだったことが証明されましたね。
それ故、しっかりした人間ドラマを期待していた私には物足りなたっかな。
こういうジャンルの映画では、かなり物語の筋を無理しなければ成り立たない事あるから大変だと思った。
毒にも薬にもならん「暇つぶし」に持って来いの映画だ。

最終更新日:2025-07-27 11:00:01

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