イヴの総て:P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-03-06
舞台や映画業界のスターシステムの内幕ものの傑作!最近では舞台女優役でナオミ・ワッツ等の出た映画〈バードマン…〉が矢張り、舞台裏の演劇評論家を絡ませて辛辣に此の世界のスターの座の浮き沈みの一喜一憂を描いていたー。本ジョセフ・L・マンキーウイッツ監督の演出は又、一段と冴え渡りラストの受賞シーンの諧謔さは群を抜いている🎵
舞台や映画業界のスターシステムの内幕ものの傑作!最近では舞台女優役でナオミ・ワッツ等の出た映画〈バードマン…〉が矢張り、舞台裏の演劇評論家を絡ませて辛辣に此の世界のスターの座の浮き沈みの一喜一憂を描いていたー。本ジョセフ・L・マンキーウイッツ監督の演出は又、一段と冴え渡りラストの受賞シーンの諧謔さは群を抜いている🎵
科学と宗教との闘争と言う古典的且つ現代的な主題に本編は拘わった…。ロン・ハワード監督のダン・ブラウン原作の前作も宗教人に物議を醸したー。クリスチャンの多い様な風土での映画の製作や配給・公開の事を考えると其の意味合いは、よりスリリングな気がした。作品の娯楽性と云う意味でも、バチカンのシステイーナ礼拝堂上空での天空の爆発シーン等見せ場も多かったしね。
本編のデイーン・マーチンも佳かったが、ジェイムズ・スチュアートと共演した西部劇〈バンドレロ〉の髭の生えた野性的な彼も又、素敵だった…。ラクエル・ウルチ嬢とのシンパシーが何とも羨ましかったけれどー。エンデングのキスも素晴らしいんだよ💋昇天ものでね🐱
本編の様にダ・ヴィンチに就いての映画或いはミケランジェロの名を冠した作品は競い合って居るけれど、昨年東京駅側の三菱1号館美術館で観たのがレイナルドVSミケランジェロの素描競作展覧会だった…。ミケランジェロは男性モデルを使っていたとも云うものの二人とも迫真の人間描写、内面を描こうとしている。本編は未だミステリアスなルネサンス芸術の一端を追い求めるー。👩其のジョコンダ或いはモナリザはオドレイ・トトウ嬢何だ!
此の時代に在って自転車は未来の乗り物何だ!前のコメントにも有ったが全編を貫く陽気さが爽快なリズムで刻まれてるね❤️💚💛ブッチ・キャシデイとサンダンス・キッドと女教師エッタの黄金のトリオはトリュフォー監督作品〈突然炎の如く〉の三角関係見たいでもあって…。映写機がカタカタ音を立てている旧いサイレント映画の上映シーンから思わず引き込まれて仕舞うね📽️🛳️
ストーリー運びや演出には高得点はつけられないし文句をつけようと思えばいくらでもつけられるけれど、豪勢なセットは素晴らしかったし衣装も良かった。「樹下美人の図」はじめ中国の美意識が各所に表現されている。こんなに美しい映画は久しぶりです。
欧米人がイメージする「アジアっぽい画」でなく、ちゃんと「唐の都 長安」を再現しているのが嬉しかった。役者のチョイスも悪くない。レンタルでなく劇場で見て良かったと思わせてくれた1本なので☆は甘め。
ただ・・もしかしたらこのページに感想を上げている方ご本人かもしれませんが、映画がつまらないからと上映中に飲み物を買いに席を立って目の前をウロウロされたのが、本当に不愉快でした。
彼は「こんな映画に感動するくらいなら映画ファンやめた方が良かろう。」という気持ちを体現なさったのかもしれませんが、人にはそれぞれ趣味や見方があります。私はどんな作品でも美点を見つけて楽しみたいと思っていますので、上映中に買い物に出るなら出入口の近くに席をとってください。お願いします。
この映画は最高!!
1回目に見たときも号泣だったけど、2回目も全部内容知ってるのに号泣しました。
ハンカチ必須!!
母親とはなにかを改めて考えさせられる映画!!
たくさんの人にこの映画が最高なことを知ってほしい!!
アニメに抵抗ある人でも見てほしいある。
絶対に後悔はしない映画です!!!
原作も面白かったし、空海も好きなので、見に行きました。原作はかなり長編なので、登場人物や話を絞り込むとこんな感じになるのかと思いましたが、少し説明不足な感は否めません。事前準備が必要な映画かと思います。
辛口評価が多いですが、空海と白楽天も良かったです。唐の街のセットは流石です。
空海の実録に近い作品と思いきや、小学生レベルの内容にがっかり、人気の俳優陣だっただけに、非科学的で幼稚過ぎ、
人間を小さくする、というのがタイトルにもある通りメインだが、これは本筋にはあまり影響しない。ダウンサイズを移民に置き換えてみても話が通じる。貧困や環境破壊がテーマ。登場人物が全体的に素直で好感は持てた。そのぶん、結末は疑問が残った。
美男美女は出てこないし、愛があっても野獣は王子に変わったりはしない。悪役も心底悪人ではなく、善人もしかり。ファンタジー系のラブロマンスには向かない素材ばかりだが、ここにはラブロマンスで一番観客を惹き付けるものがある。言葉が通じない設定が最大の効果をあげていると思う。
素晴らしい作品です。
映画を良く見る人にはミュージカル要素があったり、性描写もあったりするので、高評価になるかと思いますが、映画を余り見ない方には、何で?というシーンもあり低評価になる2極化する映画だと思います。
結局、中間的な★3つくらいに落ち着くのでしょうが、洋画を好んで観ている方には絶対オススメ出来る作品です。
私は主人公のサリー・ホーキンスは誰かに似ていると思って観てましたが、思い出せず、家に帰ってからロッキーのエイドリアン(タリア・シャイア)だと思い出し、とても幸せな気分になれました。
私の予想では「阿部定」もしくは「宦官」のような処置に(コリン・ファレル演じる脱走兵が)されるのではないかと予想していた。でも在り来たりのやり方だったとは意外。
「R18+」指定で編集しなおしたヴァージョンがあればそっちを見たい気がする。
さあ今度は映画『聖なる鹿殺し』が待ってる。コリン・ファレル+ニコール・キッドマン共演作が続いて観賞できるのが有難い。
そしてTVドラマ〈越路吹雪物語〉〈わろてんか〉等を視ていても舞台や演芸が戦時にどう関わったかという暗部が影を差す…。本編での前半部と後半部との断裂こそが小栗監督の今回のテーマだった。時代の流れと画家自身がどう折り合いを付けるかと云う葛藤が殆んど描かれずドラマ性の稀薄さが其処で問われた仕舞ったがー。映画は唯問題を提起した丈だから。過去の歴史の認識の窮めて現代的な主題を考えるのは観客そのもの、詰り自分達なのだから。
最高のミュージカル映画!
とにかく音楽が良い。何度も音楽とダンスで鳥肌が立ちました!
正直、予告編で「ララランドのスタッフが贈る」とあったので期待はしていませんでした。(ララランドは予告が良くて期待して映画を見に行ったら期待外れでがっかりだったので…)
でも、これは、映画館の大画面大音量で見た方が絶対いいです!
竹橋の東京国立近代美術館の熊谷守一展を見に行ったら回廊に本沖田修一監督の最新作〈モリのいる場所〉の映画ポスターが貼って在った。山崎努が飄々とした仙人の如き老画家をどんな風に演じるのか愉しみである。今回の大回顧展では素朴派見たく想われていた熊谷の画風に潜む色彩や構図研究の科学的姿勢等も解き明かされていて、もうとても興味を惹いた…。例えば庭の蟻の微細な其の観察眼はファーブルも彷彿させたー。
言葉に表せない感動が待っています。声が出てしまうかと思うくらい泣きました。素晴らしい映画
そして先月から多喜二忌に因んだ小林多喜二の催物が各地で開催されている。本編はパンフレットを読むと撮影されながらも上映時間の関係でカットされた場面が在ると云う…。出来れば其の復元された完全版を観て見たいなあと多喜二 祭に参加して想ったー。本編は原作者のクリスチャンの視座でも描かれた作品だが、神を信ずる者も信じ無い者も連帯したのが戦前の闘いで在った。母セキは言った。「倅がもの書きに為って死ぬ何て想像だにしなかった」と。
映画〈ある天文学者の恋文〉を観ていて本映画祭会場の3F会場の冒頭付近で上映されていたショートショートな幾篇もの映像作品を想い浮かべていた…。室内スポーツ場やサウナ等で談笑している男たちの日常会話から色盲者の世界が其れはもう、よりリアルに「見えて」来ると言う巧みな構成だったー。何時の間にか男が椅子や消しゴム等に変容して仕舞ったりとカフカの変身譚見たいな落ちも在って捻ったideaが効いていたんだね。貴重な映像体験がいつもながらに佳かった✨👁️👀。不可視な世界の不思議なimaginationだね🙇
更にスター・チャンネルでジョゼペ・ペナトーレ監督作品オルガ・キュリィレンコ主演の〈ある天文学者の恋文〉を視ていたら本編の事を連想した…。東京・恵比寿映像祭でも「見えざるもの」の視覚化が本年度のテーマだったが〈ある天文学者…〉や本編はそういった見えざる生命系譜という難しい主題とも関わっているんだね!映像祭も其の様なヒトやモノの面影を只管追い求めて行く世界のビデオアートや映像表現が観られたよ。