映画感想・レビュー 1371/2563ページ

ボス・ベイビー:P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-26

兄や姉にとってみれば、弟や妹は、ある日突然(産院からの)車でやってきて、一家に君臨し、既得権を奪う侵略者のようなもの(笑)。それを大人視点と子供視点を、巧みに織り混ぜて撮っている。子供達にはデッド・オア・アライブの死闘(笑)でも、大人が見たら羽目を外して仲良く遊んでいるだけ、みたいな。仔犬のネタも含め、皮肉が爽快な利き方をしている。

泥の河:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

写真家の立木氏の撮った加賀まりこ嬢のパリ滞在中の素顔の写真がTVで紹介されていた…。映画〈泥の河〉でも廓船で着物姿の加賀まりこが美しく再現されて居た。リアリズムの小栗監督に注文を附けて「夢の様に」美しく撮ってと云ったのは女優自身で有ったらしいー。素顔が印象的なParisの天使の如き若き女性とモノクロームの本編の幻の女。ブラウン管の前で母が笑いながらに言う,「廓船って、こんなに綺麗な訳無いのに、どうしたのかしら?」此のシーン宮本輝の原作では一体どうで在ろうかとその時確かめたく為った。「虚構の中の真実」こそフィクションの精神なのだけどもね!

虎影:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

恰かも園子温監督が活劇を撮ったら本編見たく為るんじゃないかと想わせる不思議で何とも奇天烈な時代劇映画何だね。月影の忍者・斎藤工嬢が可愛いかもね。自主映画風のブレ捲るハンデイカメラの手作りの躍動感や極彩色の危うい地獄絵巻も楽しめるけど…。

里見八犬伝(’83):P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

失敗作だったとも云われていらSF映画〈宇宙からのメッセージ〉為らぬ、伝奇作の本編にはボーイッシュで可愛い薬師丸ひろ子嬢が出ていたね!台湾で解禁された邦画第一号として演出、特殊メイク等にも注目された映画だった…。

セルフレス/覚醒した記憶:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

そして其の魅惑的な彼女の名はナタリー・マルテイネス嬢だったんだね!フイルムセンターの常連は映画の楽しみにロケシーンとヒロインの美しさを挙げていたけど全く同感…。そんなmuseが監督をして映画を創る為の大きなモチベーションなら一層の事に。

ブラインドネス:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

本編を観ると原作のジョゼ・サラマーゴの「白の闇」を読んで見たく為る。盲目下の人間社会の其の隔離された閉塞空間での熾烈な抗争劇は、永い人類史の寓話なのかも知れない!ジュリアン・ムーア、木村佳乃始め女性の奴隷状態から解放へと決起に向かう姿も見処だったんだね。単なる感染症ものの陥り易い危機管理作品に終わっていない点が佳いしね!

ヴァージン・スーサイズ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

そして梢の間から見上げる空の永遠に戻って来ない彼女達への青春のレクイエム…。ビージーズのメロデイもダンスト嬢らのキュートさも心に響く、ソフィア・コッポラの劇映画の文字通りバージンな監督作品だった🎶

最終更新日:2025-04-28 16:00:02

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