映画感想・レビュー 1331/2575ページ

リトル・ダンサー:P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-04

舞台出身とは言え、初の劇映画挑戦とは思えぬスティーブン・ダルトリーの丁寧かつ繊細な心理描写と遊び心ある演出が、リー・ホールの練られた脚本と一体化したオーセンテックな作品。クライマックスは、父親の頑なだった心境が一転するクリスマスの夜。その前に最低最悪のクリスマスパーティーを描写して、ビリーへの精一杯の(最後の)クリスマスプレゼントとして描く巧みな流れ。バレエ学校の試験場面も素晴らしい。音楽が鳴り始めても動かぬビリーと訝しげに見る教師たち。心と体が一致して初めて踊り出すビリーの天性の資質を視覚化した表現です。そして合格通知を家族が息を潜めて待つシーンの演出の上手さと情感の優しさもいい。
人に優しい映画人のプロフェッショナルな作り、イギリス映画の歴史に残る名作になりました。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー:P.N.「Yasuki」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ハンソロとチューバッカの出会いやハンソロが若かりし頃に恋人の為に、帝国軍のパイロットになって助け出そうとして帝国軍に入隊したり、ガードゲームで勝ってミレニアムファルコンを手に入れたりした経緯が観れて良かったです。
キーラが格闘のシーンで自分のボスを殺してでもハンを助けるところは愛を感じました。

LION/ライオン ~25年目のただいま~:P.N.「Yasuki」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-07-03

家族の形、幸せを描いた映画でした。
ラストは泣けてしまいました。
インドの子供たちは家を探すことが出来ずに路上で寝泊まりして誘拐されたりで過酷な環境で過ごさなければならず、充分と言えない施設に預けられて過ごしたりで決して幸せとは言えない生活をしなければならないところを観ると私たちは充分幸せだと思います。

空飛ぶタイヤ:P.N.「パンフレット収集家」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-07-03

半沢直樹、下町ロケット、花咲舞が黙っちゃいない、ルーズベルトゲームと巨大な敵と戦い、逆転するのが得意な池井戸潤作品!池井戸潤本人もコンパクトによくまとめたと褒めてました。
難を言えば、人気のある俳優陣使えば良い作品出来るてもんでもないだろて、キャスティングミスを感じます。
長瀬、デーンフジオカ、深キョンは現実感がなんか湧かない。
良いキャスキングもあり、ムロツヨシはいないと締まらなかった!一番印象的だったのは、被害者の村谷美月は、台詞がないのに、あの幸せ満載のあの笑顔は、悲しみ、怒りを倍増させる爆発力を持っていました。
あと、半沢直樹や花咲舞みたいにやったろか感があっても良かったかな?

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー:P.N.「パンフレット収集家」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

ルークより人気が高いハン・ソロ!ようやっとスピンオフ作品出来ました。
これまでのスターウォーズの台詞や装備、エピソードが伏線と化して、あ、ここに繋がるのかって、嬉しいストーリー展開にしていただきありがとうございますです。
ミリアムファルコン号の秘密、チューイとの出会い、愛用銃、旧友のあの人、悪の教団のあの方、そしてお守りダイスと嬉しい喜び満載です。
これはもう、ジャバと借金のくだりでパート2、彼女とシスのくだりでパート3行く気ですな、デズニーさん第2のアベンジャーズ狙ってますね!
まんまと罠にはまってしまうのが分かっていながら、ニヤニヤが止まりません。

サム・ペキンパー 情熱と美学:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

撮影ジョン・コキロンのカメラワークと共に発揮されるサム・ペキンパー監督のバイオレンスの美学は、映画「ビリーザキッド~21才の生涯・特別版」ではボブ・デイランの曲に乗せて奏でられた。ボブも無口でシャイな役処としてクリス・クリストファーソンの演じるビリー・ザキッドの相棒を務めていた…。そしてビリーを撃つジェームス・コバーンのダンデイな魅力が色濃く出た作品でも在ったー。

モテキ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

テレビ放映でミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の有名なドレミの唄の歌と踊りのシーンを視ていたら、何故だか、以前名画座で観て仕舞った本編のミュージカル・コメディーぽい街の光景が鮮やかに蘇って来たんだ🎵モテキの森山未來の其れは其れは爽快なダンス!💃此のシーンってチャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」の冒頭にも通じるんだぜ…。

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

そして冒頭から「ナショナル・ジオグラフィー」誌を見ている様な鮮やかで豊穣な南国の動物達が印象的何だ!ムーデイなインドの音楽と稠密画の幻想さはアンリ・ルソーの絵画と見間違える程。リチャード・パーカーと云うベンガル寅の名前は、どうもエドガ・アラン・ポーの小節に由来する人名らしきミステリーで…。黒澤明監督作品「羅城門」を彷彿させるストリーテリングの多義性も興味を牽いたー。

パンク侍、斬られて候:P.N.「猫のクロ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2018-07-03

正直、何も伝わって来ない作品。せっかく有名どころを集めたのに、役者の無駄遣いに見えた。ストーリーも面白いというよりバカバカしい。結末も予想がつくし、わざわざお金を払って観る価値を見出だせなかった

特集:是枝裕和WEEK:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

そして日本映画専門チャンネルでの是枝VS想田両監督の対談の続きは金とSNSの問題が取り上げられた。制作資金の問題ではスポンサー、テレビ局、映像作家の編集権と局側の番組編成権について。SNSでは其の発信側の匿名性の問題等も。公開中の「万引き家族」に就いては想田監督から「集大成ですね!」と感想が寄せられた。議論は未だ未だ尽きない模様だ…。「海街diary」のワン・エピソードでの創作秘話にも興味深いものが感じられてー。

未知との遭遇 特別編:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-03

そして宇宙人との交信に音楽や手話が駆使されると云うのも面白い。音楽映画の「ファンタジア」とかサイレント・ムービーでの映画的な発想何だ!此のリズム感が子どものメルヘンの様な本編を一層ファンタジックで感動的なものにしている気がしたね…。従来のSF映画によく見られた未知のものへのゾクゾクする恐怖感を、ハーモニックな光の崇高美・愛・親しみへと和ませてー。宇宙ものの怪獣ホラー映画何かを期待すると本編は一寸甘くて喰い足りないけれどもねえ。まあ、彼の名篇「ET」の延長だから。

終わった人:P.N.「Grace」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-02

相変わらずダンディーな、舘ひろし様。コミカルな役でも、シリアスな場面でも、目線で芝居されるお姿は、胸キュンです。さりげなく肩を抱こうとする場面は、さすが慣れていらっしゃる❗サッコラを踊る場面では、泣けました。ベンガルさんが、振り付けを口ずさんでいたのは、舘様の為にかなぁ?客席が、おば様軍団か、ご夫婦か、黒木瞳さんの塚ファンか、すぐ分かるのも、面白い現象でした。68歳で、主役の舘ひろし様。ますます好きになりました。

ターミネーター4:P.N.「なんだこれは」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2018-07-02

普通にくそ。キャメロンにもシュワちゃんにも顔向けできない歴史に残る迷作。やれ3よりも良いなどふざけたレビューが散見するがサクラにしか思えない。出落ちのメカや矛盾まみれのスカイネットなど挙げたらキリがないが最大の失敗はターミネーターと名乗ったことだ。金はかかってるがシリーズ唯一の赤字作品でありどこにも見どころがない退屈な駄作

ラ・ジュテ:P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-02

SFとフィルム・ノワールを兼ねた様なジャン・リュック・ゴダール監督の未来デイストピア映画「アルファヴィル」を観ていると本短篇映画の衝撃が甦って来た…。監督ゴダールは未来らしきセットも無いロケで現実に未来を幻視・幻聴するー。クリス・マルケル監督はスチール写真の断片をコラージュする事で回想形式で時間を往き来する。両作品とも高度に実験性志向の映画だったんだ🎵

ワンダー 君は太陽:P.N.「上をむいて歩こう」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-07-02

障害を持つ子どもと一緒に観ました。所詮、映画だから…と思わずに素直な感覚で観て欲しい映画です。最初から最後まで、涙腺崩壊でした。親の気持ち、彼を取り巻く人々のそれぞれの気持ち…。そして本人。勇気があれば、人は変われる、と、希望を持ちたいと思えました。

万引き家族:P.N.「ゆう」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2018-07-02

CMだけだとあんなエロシーンがあるなんて全く思わず。
小学生の娘が見たいと言ってたので見に行ってしまいました。
PG12じゃなく、あれはR指定にすべきだと思います。
娘はどう思ったのかな。
内容も私には良さがわからなかった。でも旦那は良い映画だと絶賛してたけど。

万引き家族:P.N.「さくた」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-02

辛口レビューが多いですが、個人的には深く心に染み込みこんだ映画でした。登場人物それぞれに感情移入してしまってとても切なくなりました。是枝監督は人間を一面だけで評価せず、矛盾も含めてきちんと描ける心根の優しい監督だと感じ、救われる思いがしました。俳優さんたちの演技も本当に素晴らしかったと思います。

最終更新日:2025-06-19 16:00:02

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