おしょりん 作品情報

おしょりん

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明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男・増永五左衛門(小泉孝太郎)と結婚したむめ(北乃きい)は、育児と家事に日々明け暮れていた。ある日、五左衛門の弟・幸八(森崎ウィン)が勤め先の大阪から帰ってくる。幸八は、村をあげてメガネ作りに取り組むことを提案する。メガネはまだほとんど知られてないが、活字文化の普及で必ず必需品になり、収入のない冬の農家の人々の暮らしの助けになるというのだ。初めは反対していた五左衛門だったが、視力の弱い子どもがメガネをかけて大喜びするのを見て、挑戦を決意する。村の人々を集めて工場を開き、苦労の末にメガネを仕上げるが、「売り物にならない」と卸問屋に突き返され、資金難から受けた銀行の融資の返済を厳しく迫られる。兄弟は幾度となく挫折するが、決して夢を諦めない強い心を持つむめは、そんな二人を信じ、支え続ける。兄弟と職人たちはむめに励まされ、最後の賭けに打って出る……。

「おしょりん」の解説

同名小説を原作に、明治時代の福井県でメガネ作りに挑んだ人々の物語を映画化。庄屋の長男・増永五左衛門とその弟・幸八は、村をあげてメガネ作りに挑む。二人は幾度となく挫折するが、五左衛門の妻・むめは兄弟を支え続ける。やがて彼らは最後の賭けに出る。出演は、「TAP THE LAST SHOW」の北乃きい、「HiGH&LOW THE WORST X」の森崎ウィン。監督は、「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」の児玉宜久。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年11月3日
キャスト 監督児玉宜久
原作藤岡陽子
出演北乃きい 森崎ウィン 駿河太郎 高橋愛 秋田汐梨 磯野貴理子 津田寛治 榎木孝明 東てる美 佐野史郎 かたせ梨乃 小泉孝太郎
配給 KADOKAWA
制作国 日本(2023)
上映時間 120分
公式サイト https://movies.kadokawa.co.jp/oshorin/

(C)「おしょりん」制作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-04

鯖江のメガネが産業として発展する礎を描く。
簡単な構造に見えて実は製作が難しく、そこには身上を潰して邁進する覚悟と度量があった。
福井のイントネーションは、簡単には模倣できず、発音できたのはネイティブの高橋愛だけ。
一つ引っ掛かるのは、レンズはどう調達したのか。

最終更新日:2024-04-06 02:00:03

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