P.N.「菅原文太一番星よ永遠に」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-02-16
私たちが生まれ育った日本の国は幼少期から学校で民主主義だ、自由な国だと教えられてきました。しかし実際には政治家たちがコソコソと財界と蜜月状態にあり、この映画のように津波による原発事故で放射能が拡散し、地元住民が棲み家を追いやられたり情報が隠されたり、とてもじゃないが民主主義、自由な国とは掛け離れた始末。そもそも原発村と呼ばれるカネの絡んだ利権構造が根底にある原子力発電を未来に向かって安全だ、クリーンだとウソで塗り固められた虚偽がまかり通る事自体にあきれてしまう。こんな嘘つき政治は本来ならば国政選挙でヒックリ返されるべきだが、実際には日本の有権者たちは半数が棄権し、政治に参加しようとしないシラケた態度を貫いている。もはや有権者たちの民度の低さには、哀れと同時にあきれてしまう。本当の自由な民主主義国家は我々有権者が選挙に参加して初めて機能することを自覚すべきだ。