虚空の鎮魂歌 作品情報

きゅくうのれくいえむ

フランス・マルセイユの武器密輸取締リーダー、ルーカス(ロシュディ・ゼム)は、セルビアを拠点とする武器密輸者たちを追っていた。そしてチームは密輸の証拠を掴むためにパリへと捜査網を拡げようとしていた。一方パリでは、麻薬捜査班のボス、ジュリアン・バス(マルク・ラヴォワーヌ)とルーカスの娘の捜査官マヤ(レイラ・ベクティ)が、捜査をしながらも金銭を受け取り、不正に手を染めていた。ルーカスはセルビアから輸入された果物や野菜を乗せたトラックを取り調べ中、密輸された武器の他にコカインを見つける。違和感をおぼえた彼は、パリにいるマヤと連絡をとるが、彼女はルーカスにつれない素振りを見せる。そんなある日、抗争が勃発、ルーカスの同僚が死亡したことをきっかけに、マヤはルーカスへ麻薬情報を流し、敵のアジトへと一人乗り込んでいく……。

「虚空の鎮魂歌」の解説

「最後の戦い」「サブウェイ」の脚本を担当したピエール・ジョリヴェ監督によるネオ・フィルム・ノワール。武器密輸や麻薬取引などの裏社会を舞台に、ある者は正義を貫き、ある者は甘美な夢に酔い、ある者は己の信念と葛藤し続ける捜査官たちの姿を描く。出演は「この愛のために撃て」のロシュディ・ゼム、「ジョルダーニ家の人々」のレイラ・ベクティ。

裏社会を舞台に、深い人間ドラマを硬質なタッチで描き出したクライム・サスペンス。マルセイユの武器密輸捜査官ルーカスは、証拠を掴むためにパリにいる麻薬捜査官の娘へと連絡をとる。しかし、娘は麻薬捜査チームのボスと共に不正に金銭を得ていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年10月13日
キャスト 監督ピエール・ジョリヴェ
出演ロシュディ・ゼム レイラ・ベクティ マルク・ラヴォワーヌ ニコラ・ブリデ ニナ・ミュリス エリック・ブニョン アドリアン・ジョリヴェ マリリン・カント
配給 エプコット
制作国 フランス(2012)
上映時間 95分

(C)2.4.7 Films - MICHAEL CROTTO

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最終更新日:2022-07-26 11:03:30

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