宝島遠征 作品情報

たからじまえんせい

昔々、美しい平和な桃の木村に鬼ヶ島の海賊が押寄せ、すっかり村を荒して去った。村人達が弱り果てていた頃、人里離れた桃ケ谷の爺さん婆さん夫婦の水車小屋に桃の実が流れて来て、中から赤ちゃん--桃太郎が誕生した。やがて若者に成長した桃太郎は娘の憧れの的。美しい歌声と共に桃太郎の力持ちは近隣に聞えていた。一方、鬼ヶ島では又々侵略の準備をしていたが、鬼の大王の娘、毬姫は魔法の水晶球に写る桃太郎の姿にひかれ、遠征隊より一足さきに鬼ヶ島軍の参謀鈍角と一緒に旅人に変装して桃の木村へやって来た。村は豊作踊りで賑わっていたが、踊りの中に桃太郎を見つけた毬姫は一緒に踊り始める。若い二人はやがて恋を感じた。しかし池に写る毬姫の姿は鬼の姿で、悲しくなった毬姫は名も告げずに立去った。鬼ヶ島軍は、まず桃の木村の隣村を攻撃して来たが、桃太郎は先手を打って鬼ヶ島を退治しようと、猿吉、犬助、雉郎を子分に従え海を渡った。一行は変装の上、奴隷市場のセリに便乗して鬼の大王の宮殿に侵入した。大王の前で犬助はフラダンスを披露したが、毬姫は桃太郎に気づいて彼を誘い二人で日本舞踊を舞った。それを感づいた鬼婆は鈍角と一緒に桃太郎に襲いかかった。大激戦の末、桃太郎は、奴隷を解放し、大王を捕えたが、毬姫の嘆願で、その一命を許した。寄り添う毬姫を連れて桃太郎の一行は凱旋。鬼の宮殿では解放された民衆が、平和祝賀の記念祭を催した。「こうして鬼ヶ島の鬼どもは心をいれかえ、桃の木村には平和な春が来ました」……と、それは人形の桃太郎と毬姫を抱き合せる娘人形師の口上であった。

「宝島遠征」の解説

“桃太郎”のお伽噺をオペレッタ化したミュージカル篇。「喧嘩鴛鴦」の小国英雄、「笑いの魔術師」の中田竜雄と岡田豊三人の合作による脚本を「三っ首塔」の小林恒夫が監督、「げんこつ社員」の佐藤三郎が撮影を担当。主な出演者は「おしどり囃子」の美空ひばりの他、歌手の川田孝子、エノケン、堺、キートン、岸井明、川田晴久など喜劇陣総出演。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督小林恒夫
出演美空ひばり 美空ひばり 川田孝子 榎本健一 岸井明 益田キートン 川田晴久 小峰千代子 堺駿二 山口勇 萩原満 山本麟一 関山耕司 高田博 西村晃 岩城力 沢彰謙 五味勝雄 佐原広二 中山亮一 今成平九郎 伊吹新 久保一 山道恵介 大東良 杉義一 牧野狂介 滝謙太郎 曾根秀介 志摩栄 小塚十紀雄 春日とも子 深見恵子 中村雅子 小野満 シックスブラザース
配給 東映
制作国 日本(1956)
上映時間 87分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:47

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