戦艦ポチョムキン 感想・レビュー 9件

せんかんぽちょむきん

総合評価5点、「戦艦ポチョムキン」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-18

⚓プロレアリア作家・小林多喜二原作の1953年製作の映画・蟹工船 山村聰監督版を視聴した時に連想されたのは漁港が舞台と云う点でルキノ・ヴィスコンティ監督の映画・揺れる大地や船上シーンで本篇が⛴

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-04

🎬東京工芸大公開講座映像の再発見第三回はカットの映画史と現代映像の課題ーリュミエール兄弟の初期映画から本篇の監督エイゼンシュテインモンタージュ理論の実践またアンチ・モンタージュなワンカット・ワンシークエンスへと至る映像進化の趨勢,受講後にも講師は熱心にレクチャー

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-18

ラファエル・パヤーレ指揮のN響定期公演オール・ショスタコービッチ・プログラムで交響曲第五番が演奏されていた。「クラシック音楽館」を視聴。これぞ本篇のトーキー版映像montageを彩った作品何だ🎵

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-02

NHKETV「らららクラシック」での作曲家「ショスタコービッチ」特集のワルツ第2番等を聴きながら無声映画の本篇に後に附けられた彼の前衛音楽を思い浮かべて居たんだね…

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-02-08

更に船上に基督らしき老人が顕れ悪さを働くと言うシーンも挿入された本編,偽善的な権力としての教会批判の眼差しは確かに在るんだろう。しかしドラマの展開は其れに尽きない,歴史の現実には悲劇に終わった戦艦ポチョムキン号の氾濫の事件を奇蹟の如きラストシーンで終えるから。抑圧され弾圧されて来た露西亜民衆の怒りの声が反映されている。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-02-01

そして,今回早稲田松竹の〈エイゼンシュテイン監督の特集〉で「ストライキ」と併せて観賞。アトラクションのモンタージュを本編では進化させ,オーソン・ウエルズ監督作品「市民ケーン」と並び緩急自在な映画史上の金字塔と為った。其の堂々たる作風はキューブリック監督のSF作品「2001年宇宙の旅」の宇宙船の遊泳の始まりのドナウ川の小波の雄大なワルツのシーンを彷彿させた!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-28

アルフレッド・ヒッチコック監督の<裏窓>を観ているとサイレント映画の本編のモンタージュ手法と、アンドレ・バザンが絶讚したシュチュエーションの素晴らしさが想い出された。一度動き出したら止まらないビー玉の様な恐怖映画のヒッチコックへと継承された巨匠エイゼンシュテインのダイナミックさ!
その完全主義さと言う点でも♪

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

映画の展開が圧縮と爆発のピストン運動の様に進む。うじの湧いた腐った肉の一杯のスープを拒絶し水兵らは、ついに船上で立ち上がる…、そしてオデッサの階段での軍の発砲と市民虐殺。群像劇で在りながらも、顔の大胆な接写やキュビズムさながらに手足の表情を細やかにモンタージュして構成して行くリズム感、無声映画に伴奏されるシィスタコービッチのメロデイ♪その革命のオペラはラストまで緊張感をもって厳かに進む現代の叙事詩・オデッセイ!

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-15

京橋フイルムセンターの映画史上の名作選として何度も上映された映像モンタージュの金字塔的作品!劇的なタッチは世界の観客に熱狂的に迎えられた…。日本ではその公開が遅れたものの、映画評論情報等を通じ、例えば作家・小林多喜二の(蟹工船)の創作にもヒントを与えたとかー。ソビエト映画では(母)と並びエイゼンシュテインの名前は映画術創成の歴史に刻印されている。視覚言語の漢字がモンタージュ理論のヒントになったと言う撮影秘話も♪

最終更新日:2024-04-14 02:00:03

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