ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち 作品情報

はみんぐばーどぷろじぇくとれいてんれいれいいちびょうのおとこたち

ヴィンセント・ザレスキ(ジェシー・アイゼンバーグ)と従兄弟のアントン(アレクサンダー・スカルスガルド)は、NYで株の高頻度取引を進めるトレス・サッチャー社で働いている。0.001秒単位の差で莫大な損得が発生する株取引で、遅延を減らすべくシステムを構築しているが、巨額な予算に難航していた。ヴィンセントは、カンザス州にあるデータセンター近辺とニュージャージー州にあるNY証券取引所のサーバーまで、約1,600kmの直線距離に光ファイバーケーブルを敷くことを思いつく。シカゴとNYの間での最短アクセスが可能になり、年間500億円以上の収益が見込めると確信する。掘削とケーブル用のパイプ埋設のプロであるマーク(マイケル・マンド)とも手を組み、アントンとヴィンセントは一緒に会社を辞め、ケーブルが通る土地の買収に取り掛かる。土地の所有者たちに高額の配当をちらつかせ、買収は順調に進む。直線距離で通過するアパラチア山脈は国立公園だったが、政府にコネを持つ要人を説得し、国立公園内を横断する掘削の許可も取り付ける。ミリ秒短縮のアルゴリズム作成の天才であるアントンが突然会社を辞めたことに、上司のエヴァ・トレス(サルマ・ハエック)は怒り狂っていた。エヴァは退職後の彼らの行動を監視し、計画を知る。アントンの居場所も突き止めるとヘリコプターで乗り込み、かつて社内の重要コードを持って退職した元社員を、FBIの力も借りて8年間投獄したと脅迫する。ようやくアパラチア山脈での大掛かりな掘削工事が始まるが、エヴァの仕業か、スタッフたちが離れていく。さらにヴィンセントは胃がんで、余命1、2年と宣告されてしまう。それでもヴィンセントは掘削現場へ戻り、ケーブルも半分は完成した。アントンは彼の病状を知らずに、アルゴリズムの作業を続ける。そしてエヴァはしつこく彼らの計画を潰そうする……。

「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」の解説

株の高頻度取引で0.001秒の短縮を目指す実話に基づくドラマ。カンザスからNYまで直線の光回線を通せば株取引で莫大な利益を生むと確信したヴィンセントは、会社を辞め、計画に取り掛かる。しかし元上司エヴァからの妨害を受け、さらに病魔が彼を襲う。出演は、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ、「ターザン REBORN」のアレキサンダー・スカルスガルド、「フリーダ」のサルマ・ハエック、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のマイケル・マンド。監督・脚本は、「きみへの距離、1万キロ」のキム・グエン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年9月27日
キャスト 監督キム・グエン
出演ジェシー・アイゼンバーグ アレクサンダー・スカルスガルド サルマ・ハエック マイケル・マンド サラ・ゴールドバーグ アンナ・マグワイア フランク・スコーピオン ヨハン・ヘルデンベルグ クワシ・ソンギー アイシャ・イッサ
配給 ショウゲート
制作国 カナダ=ベルギー(2018)
上映時間 111分

(C)2018 Earthlings Productions Inc./Belga Productions

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2021-10-26

観賞中。本作のタイトルの意味を把握。
良いタイトルですね。
ストーリーは地中1600キロを光ファイバーで直線で繋ぐと言う実話を元にした作品。無謀です(笑)
その工期中に起こる様々な困難や妨害。
派手さはありませんが良くできた作品の印象。

株の取引はあまり良く解りませんが秒単位で行っているのには驚きです( ´∀`)

最終更新日:2022-07-26 11:03:20

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