燃ゆる女の肖像 作品情報
もゆるおんなのしょうぞう
フランス・ブルターニュを舞台に描く愛の物語
画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた…。
「燃ゆる女の肖像」の解説
18世紀、フランス・ブルターニュの孤島を舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家の一時の恋を描く美しき愛の物語。監督は本作で長編映画5作目ながらにして輝かしい受賞歴を誇るセリーヌ・シアマ。マリアンヌには本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズにはシアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネル。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年12月4日 |
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キャスト |
監督・脚本:セリーヌ・シアマ
出演:アデル・エネル ノエミ・メルラン |
配給 | ギャガ |
制作国 | フランス(2019) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 122分 |
公式サイト | https://gaga.ne.jp/portrait/ |
(c)Lilies Films.
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、5件の投稿があります。
P.N.「いとちん」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-01-10
純粋に人を好きになり、心を預けた人を生涯想い続ける美しさ。
併せて、捨てきってしまえない家族、世間の常識や期待の重圧。
美しい映像で女性の立場が切なく描かれている。
いろんなものに置き換えて、叶えられない気持ちを抱く人に語りかける映画と思います。