泣く子はいねぇが 作品情報

なくこはいねぇが

若者たちの“青春の終わり”

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日本の一地方都市である秋田の寂れた港町、雪の降る男鹿半島。娘が生まれ現実を見据える、妻ことねに対して、たすくはいつまでも“父親”の自覚を持てないでいた。そんなたすくに愛想をつかすことね。父親らしさを証明できれば、ことねはまた許してくれるはず…。大晦日の夜、「悪い子はいないか」とナマハゲ達が闊歩する男鹿の街。その最中、全力疾走する全裸のナマハゲが生中継のニュース番組で全国に放送されるという事件が起こる。そのナマハゲの正体は、妻との約束を守れずに泥酔しきったたすくだった。

「泣く子はいねぇが」の解説

是枝裕和監督率いる分福の新人監督・佐藤快磨、長編デビュー作。青春の終わりをテーマに、迷いながら大人になっていく20代の若者たちの姿が描かれる。主人公・たすく役を仲野太賀、たすくの妻・ことね役を吉岡里帆が演じる。(作品資料より)

泣く子はいねぇがのイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2020年11月20日
キャスト 監督・脚本・編集佐藤快磨
出演仲野太賀 吉岡里帆 寛一郎 山中崇 余貴美子 柳葉敏郎
配給 バンダイナムコアーツ/スターサンズ
制作国 日本(2020)
公式サイト https://nakukohainega.com/

(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。

P.N.「おおわーだ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-11-22

冒頭から吉岡里帆の素晴らしい演技と演出でまんまと主人公たすくに苛立たせられる。
うだつの上がらない、散漫な時間の経過を淡々と切り取ることで物語が進むものの、場面転換ごとに小気味のいいオチがあり、それを見事にこなす俳優陣の演技と洗練されたカメラワークで終始飽きずに見ることができた。冗長さを感じさせないテンポと一貫した寂しく冷たい空気が両立する絶妙さは見事だ。
そしてあのたすくの収まりの悪さ、情けなさ…引くべきタイミングで引かないのにいざとなると逃げ出すのかい!と何度も心でずっこける。
しかし驚いたことに、クライマックスに向けて徐々に自分でも理解しきれない感情の波が迫り来て、ラストは不覚にも胸打たれた。エンドロールと共に流れる主題歌、ベタベタしないが深い愛情に基づいた眼差しにより締めくくられる。
たすくが人生に向き合うことより溜め込んだ全国の投書の方が大事なのか?失敗したらそこでその人はおしまいの”この場所”って何なんだろう。鑑賞中はあんなにたすくをダメな奴なんて思っていのに、何だか後から色々な感想がぐにゃりと湧き出てくる。そんな力を持った映画だった。

最終更新日:2020-12-04 00:10:23

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