閉鎖病棟-それぞれの朝- 作品情報

へいさびょうとうそれぞれのあさ

帚木蓬生のベストセラー小説を映画化

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長野県のとある精神科病院。そこでは、それぞれの過去を背負った患者たちが入院している。母親や妻を殺害した罪で死刑判決を受けたものの、死刑執行に失敗し生きながらえた梶木秀丸は、陶芸をしながら暮らしている。幻聴のため暴れるようになり、家族に疎まれて強制入院させられたチュウさん、父親からのDVが原因で入院することになった女子高生の由紀たちは、家族や世間から遠ざけられても明るく生きようとしていた。そんなある日、日常を一変させる事件が起きてしまう。

「閉鎖病棟-それぞれの朝-」の解説

山間の精神科病院を舞台に、さまざまな過去を背負い、家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きている患者たちの中で起こった殺人事件を巡り、登場人物それぞれの思いが交差していくさま描いた人間ドラマ。山本周五郎賞を受賞した帚木蓬生のベストセラー小説「閉鎖病棟」を原作に、『愛を乞う人』『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督自ら脚本を執筆し映画化を打診、11年越しの念願か叶って映画化が実現したのだとか。物語の軸となる梶木秀丸は、死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し生きながらえた男。誰もが知る芸人・笑福亭鶴瓶が、『ディア・ドクター』以来10年振りの主演作で減量も含めた渾身の役作りを敢行、観る者の涙を誘う熱演を見せてくれる。

閉鎖病棟-それぞれの朝-のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年11月1日
キャスト 監督・脚本平山秀幸
原作帚木蓬生
出演笑福亭鶴瓶 綾野剛 小松菜奈 坂東龍汰 高橋和也 木野花 渋川清彦 小林聡美
配給 東映
制作国 日本(2019)
年齢制限 PG-12
上映時間 117分
公式サイト http://www.heisabyoto.com/

(C)2019「閉鎖病棟」製作委員会

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:4.17点★★★★☆、6件の投稿があります。

P.N.「小鳥」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-16

■昨日、映画『閉鎖病棟』を観たが私も涙が出てならなかったひとりだった。
原作の小説も、10年近く前だろうか、読ませていただいたことがあった。
2006年晩秋、都内のある大学病院の閉鎖病棟の一角の現実を、僅かな期間とはいえ知るものとして、タイトルに惹かれて読んだ小説だった。
ルオーの絵葉書を、退院する間際にくださった、品の良いシニア女性のことが今も偲ばれてならない。この方は、世間では所謂上流の大企業経営幹部の奥様であられたが、引退後のご主人の精神疾患に巻き込まれてDV被害者となってしまわれた。
退院してしばらくしての通院風景に、一度だけ接したことがあった。歩けなくなった奥様の車椅子を押されたご主人の姿が一緒にあった。

あのご夫妻は、今はお元気であろうか?

《ここに事情を抱えていない人間など居ない》という、映画の台詞が、心の奥底に残る。

人生は、それ自体が人生劇場であり、舞台であり、映画でもある。

それぞれの泥沼のような事情からも、やがて清浄な蓮の花のような晩年風景をこそ、できたら観てみたいものだ。

最終更新日:2019-11-19 16:00:05

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