ヴェラの祈り 作品情報

べらのいのり

夏を過ごすために、亡き父が遺した田舎の家をある家族が訪れる。美しい景色の中で静かに過ごす一家。しかし、妻ヴェラ(マリア・ボネヴィー)は夫アレックス(コンスタンチン・ラヴロネンコ)に思いがけない告白をする。「妊娠したの、でもあなたの子じゃない」。孤独より深い海の底を見てしまった女性の、妻であること、母であるという立場に納まりきれない感情の熱波は、家族そのものを飲み込み、やがて悲劇を引き起こしていく……。

「ヴェラの祈り」の解説

夫婦のすれ違いと孤独を描いた米国作家ウィリアム・サロヤンの小説「どこかで笑っている」を映画化。監督は、「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンツェフ。出演は、「父、帰る」に続き主演し、第60回カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞したコンスタンチン・ラヴロネンコ、「恋に落ちる確率」のマリア・ボネヴィー。

「父、帰る」のアンドレイ・ズビャギンツェフによる、亀裂が入った夫婦関係の行方を描く人間ドラマ。アレックスは美しい妻ヴェラと息子と娘とともに、亡き父が残した田舎の家へ向かう。子どもらが寝静まると、ヴェラは夫へ衝撃的な事実を告白する。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年12月20日
キャスト 監督アンドレイ・ズビャギンツェフ
原作ウィリアム・サロヤン
出演コンスタンチン・ラヴロネンコ マリア・ボネヴィー アレクサンドル・バルエフ ドミトリー・ウリヤノフ ヴィタリー・キッシェンコ アレクセイ・ヴェルトコフ
配給 アイ・ヴィー・シー(配給協力 コピアポア・フィルム)
制作国 ロシア(2007)
上映時間 157分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-16

本篇主演のコンスタンチン・ラヴロネンコが出演しているクリミア半島を舞台にした家族の物語が映画〈真夏の素肌〉。其れは,撮影の美しさもさることながら,素肌の美しい17才の青春群像劇のタッチが爽やか!

最終更新日:2022-07-26 11:03:26

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