蜩ノ記 作品情報

ひぐらしのき

小泉監督が、師への思いを重ねる時代劇

蜩ノ記のイメージ画像1

前代未聞の事件を起こし10年後の夏に切腹する事、そしてその切腹の日までに、藩の「家譜」を完成させる事を命じられた戸田秋谷。3年後に迫る切腹の日まで、監視役となった檀野庄三郎は、秋谷の妻の織江、娘の薫、息子の郁太郎と共に生活し始める。過酷な運命が待っているにもかかわらず、一日一日を大切に、淡々と家譜づくりに勤しむ秋谷と、彼を支える家族の姿に感銘を受けた庄三郎は、秋谷が起こした事件に疑問を抱く…。

「蜩ノ記」の解説

第146回直木賞を受賞した葉室麟のベストセラー小説を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督が映画化。ある事件を起こした罪で切腹を控える武士・戸田秋谷を、名優・役所広司が演じ、その監視役を命じられた青年武士・檀野庄三郎を、映画出演が続く岡田准一が演じている。日本映画界を担う二人の初共演に注目。戸谷の崇高な生き様を知り成長していく檀野は、やがて彼を師と仰ぐようになり、家族愛や夫婦愛に触れ、変わっていく。小泉監督が黒澤明監督の助監督を務めていた事は有名で、いわば黒澤監督の愛弟子である。そんな師弟関係を、映画の中の二人に重ね合わせながら観るのも面白いのでは。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年10月4日
キャスト 監督小泉堯史
原作葉室麟
出演役所広司 岡田准一 堀北真希 原田美枝子 青木崇高 寺島しのぶ 三船史郎 井川比佐志 串田和美
配給 東宝
制作国 日本(2014)
上映時間 129分

(C)「蜩ノ記」製作委員会

ユーザーレビュー

総合評価:4.25点★★★★☆、4件の投稿があります。

P.N.「あやりん」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2014-11-03

眠くはならなかったけど、長かった。抑揚なく静かに時間が過ぎていく感じです。本当の武士道とはこれ如何に、といったところですね。がしかし、藩のために真実を隠蔽するのが美徳と言われていた時代は、何だか理不尽でした。清々と与えられた時間を生きそして死に行こうとする主人公の葛藤は描かれてなく(達観してるからかもだが)、こういった主君への忠誠心が、在りし日の日本を戦争に向かわせた原因だったのかなー、なんて思いながら観ていました。岡田くん、堀北さん、さらに妻、息子、息子の友達、と出来すぎでした。

最終更新日:2019-01-26 00:02:08

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