春の鐘 作品情報
はるのかね
立原正秋原作の同名小説の映画化
鳴海六平太は東洋美術に魅せられ、奈良にある佐保美術館の館長を勤めている。彼の妻範子は、鳴海の想いとは別に東京を離れることが出来ず、二人は別居生活を送っていた。範子は夫に顧りみられない淋しさから都会の堕落した生活に浸り、医師である勝森と愛情のない関係を持ち続けていた。ある日、上京した鳴海は範子と勝森の関係を知るが、子供の為に離婚はできず、仕事に打ち込むのだった。そんな時、鳴海は信楽の陶工家石本八郎を訪ね、彼の娘多恵と出逢う。そして、八郎に頼まれ、多恵を佐保美術館で働かせることにした。
「春の鐘」の解説
古陶磁器の美を探求する美術館長を巡って彼の妻、そして陶工の娘と三人それぞれの愛を描く。立原正秋原作の同名小説の映画化で、脚本は「櫂」の高田宏治、監督は「南極物語」の蔵原惟繕、撮影は「月の夜・星の朝」の椎塚彰がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:蔵原惟繕
出演:舟木一夫 松原智恵子 吉田次昭 |
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制作国 | 日本(1985) |
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