絵の中のぼくの村 作品情報
えのなかのぼくのむら
昭和20年代の日本の村の生活を、双子の少年の目を通してファンタジックに描き出すスケッチ風のドラマ
夏の終わり、初めて合作する絵本の打ち合わせのために、絵本作家の田島征三が双子の兄・田島征彦のアトリエを訪ねる。絵本は田舎の村で過ごした、ふたりの夢のような少年時代の物語だった。昭和23年、高知県のある田舎村、絵が好きで悪戯も好きな双子の征三と征彦は、教師をしている優しい母とめったに家に帰らない父、思春期の姉に囲まれ、自然の中を駆け回って暮らしていた。勉強もそっちのけでナマズを捕まえ、鳥と格闘する。双子であることを利用して学校の居残りを抜け出したり、よその畑を荒らしたりの悪戯ぶりで、叱られてはかんしゃくを起こす我の強さもあった。
「絵の中のぼくの村」の解説
監督は「橋のない川(1992)」の東陽一。絵本作家・田島征三による同名の自伝的エッセイを、東と「おこげ」の中島丈博が共同で脚色した。撮影は「もうひとつの人生」の清水良雄。双子の田島兄弟の少年時代を演じたのはオーディションで選ばれた実際の双子の松山翔吾・慶吾兄弟。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:東陽一
出演:松山慶吾 松山翔吾 原田美枝子 長塚京三 真々田瑞季 |
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制作国 | 日本(1996) |
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