小川の辺 おがわのほとり 作品情報

おがわのほとり

兄妹の過酷な宿命を描いた藤沢周平の傑作を映画化

卓越した剣の腕を持つ海坂藩士・戌井朔之助に下った藩命は、親友の佐久間を討つこと。藩政を痛烈に批判して脱藩した佐久間への裁きだった。民を想って正論を訴えた友を斬らねばならぬのか……朔之助の心は揺れた。しかも佐久間は、妹・田鶴の夫。田鶴は武士の妻として、手向かってくるに違いない。妹を斬ってでも主命に従えと諭す父に、涙を流す母。妻は夫の身を案じながらも、気丈に振る舞う。翌朝、朔之助は田鶴への想いを秘めた奉公人・新蔵を連れ旅立つ。二人の隠れ家は、兄妹と新蔵が幼い頃に遊んだような、小川の辺にあった。そして遂に朔之助と佐久間が向き合う……。

「小川の辺 おがわのほとり」の解説

藤沢周平の短編「闇の穴」を映画化。義と情の狭間で揺れ動きながらも、人としての道をひたむきに突き進もうとする人間たちの“想い”の物語。主人公の戌井朔之助には、『山桜』以来、藤沢作品二作目となる東山紀之。家を守り、武士としての義を貫くために、妹の夫を討つという主命を果たさんとする兄を、研ぎ澄まされた肉体で、しなやか、かつ硬質に演じ、藤沢周平の世界を見事に体現する。武士の妻として、夫を守るため兄に刃を向ける田鶴には、時代劇初挑戦となる菊地凛子。田鶴への想いを胸に秘め、朔之助への忠義を全うしようとする新蔵に勝地涼、かつて友として朔之助と剣を競い、その妹を娶ったが、脱藩の罪で白刃を交わすことになる佐久間森衛に、歌舞伎界から片岡愛之助。そのほか、日本を代表する実力派俳優たちが顔を揃える。監督は、『山桜』で藤沢周平の世界をみずみずしく描いた篠原哲雄。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年7月2日
キャスト 監督篠原哲雄
原作藤沢周平
出演東山紀之 菊地凛子 勝地涼 片岡愛之助 尾野真千子 笹野高史 松原智恵子 西岡徳馬 藤竜也
配給 東映
制作国 日本(2011)

(C)2011「小川の辺」製作委員会

ユーザーレビュー

総合評価:3.33点★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「ヨリ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2011-07-14

ものすごく丁寧に描かれている感じはある。着物の着こなしも流石に似合った人ばかり!物静かで奥ゆかしい妻役が素敵。何となく物足りない感があるので、星の数はあまり高くないですが、 人の生死や、物事の終わり(成功など)を、花の咲き具合で図るところは、昔の日本人の良さが出ていて、良いなぁと思った。

最終更新日:2017-01-27 15:43:41

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