心中天使 作品情報

しんちゅうてんし

つながりたいけど、つながれない。現実とネットの境界が曖昧になり、内面が現実を侵食していく社会で生きる方法

ピアニストのアイ、高校生のケイ、サラリーマンのユウ。全くつながりのない3人の心の中に何かが「落ちて」来た。その場に倒れて意識を失うが、すぐに目覚め、何事もなかったように生活していた。しかし、その日を境に、それぞれ「奇妙な思い」に取り付かれるようになった。コンクールを前に気を使いすぎる両親に苛立つアイ。奔放な母親の再婚が許せないケイ。バツイチのユウは、再婚を考えている恋人に心を閉ざしてしまった。

「心中天使」の解説

『溺れる人』で夫婦や恋人という関係が寸断される瞬間を描き、各国の映画祭で絶賛された一尾直樹監督の長編第2弾。本作では、家族と心が繋ぐことができない心の孤独をシュールに描いた。ピアニストのアイは、心の中に落ちてきた「何か」に囚われ、ピアノを弾くことができない。父親の心配にも「うまく説明できない」と背中を向ける。しかし、父の言葉「うまくなくたっていい。親子なんだから」という言葉に、心がほぐれるのだった。一尾監督らしいアート性を持ちながら、メッセージもすとんと伝わる、透明感が美しい作品。今も名古屋に拘る一尾監督ゆえに、ロケも全て名古屋で行っている。尾野真千子、國村隼の『萌の朱雀』以来の再共演も話題。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年2月5日
キャスト 監督一尾直樹
出演尾野真千子 郭智博 菊里ひかり 國村隼 萬田久子 麻生祐未 風間トオル 今井清隆 遠野あすか 内山理名
配給 マコトヤ
制作国 日本(2010)
上映時間 92分

(C)2010「心中天使」製作委員会

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最終更新日:2016-02-12 16:01:53

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