パンドラの匣 作品情報

ぱんどらのはこ

希望の石を探して僕は恋を知る

日本が戦争に負けた年、「新しい男」に生まれ変わる決意をした利助だったが、血を吐いて結核療養の健康道場に入る。患者は塾生、看護婦を助手と称し、屈伸鍛練や摩擦など一風変わった治療法を実践するそこでは、互いをあだ名で呼び合うのが習わしで、利助は「ひばり」と名づけられる。しばらくすると新しい組長こと看護婦長の竹さんが赴任する。ひばりは助手のマア坊や竹さんとの日々を詩人のつくしに宛てた手紙に綴る。

「パンドラの匣」の解説

生誕100年を迎えて相次ぐ映像化に湧く太宰治の小説群。『パビリオン山椒魚』で長編デビューを飾り、独自の作風を見せつけた冨永昌敬監督が選んだのは、あらゆる不幸が世界に蔓延しても、たったひとつの小さな希望の石ころが残るというギリシャ神話に言及し、絶望的な状況にあっても希望を抱いて生きようとする主人公の手紙で綴られた珍しくポジティブな青春ものだ。主演には16歳の染谷将太、竹さんを芥川賞作家の川上未映子、金歯がかわいいマア坊に仲里依紗など絶妙な配役に加え、『パビリオン山椒魚』に続いて音楽を菊地成孔が担い、さらに全編アフレコを敢行するなどユニークかつユーモア溢れる文芸映画に仕上がった。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年10月10日
キャスト 監督・脚本・編集冨永昌敬
原作太宰治
出演染谷将太 川上未映子 仲里依紗 窪塚洋介 ふかわりょう
配給 東京テアトル
制作国 日本(2009)

(C)2009「パンドラの匣」製作委員会

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最終更新日:2019-03-13 15:22:33

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