三十九枚の年賀状 作品情報

さんじゅうきゅうまいのねんがじょう

1945年、敗戦を3日後に控えた深夜、宮崎県のとある小さな町で鍼灸院を営む星一家のもとを、1人の兵士が訪ねてくる。息を切らせて駆けてきた兵士は、負傷兵がいるので助けてほしいと懇願する。父・稔(美木良介)、母・サヨ(松本明子)をはじめとする一家は、わずかに残っていた白飯を兵士たちに食べさせ、行水を用意し、宿をとらせた。翌朝、兵士の1人・河村(颯太)は、娘・ユリ枝(夏未エレナ)にハーモニカを託す。そして、兵士たちは鍼灸院を後にする。半年ほど経ったある日、星家に分厚い封筒が届く。それは、一晩の恩義を忘れなかった河村からの年賀状だった。それ以降、河村の年賀状は毎年届けられた。そして39枚目の年賀状が届くが、それが最後となる。

「三十九枚の年賀状」の解説

第20回お茶の間エッセー特選入賞作品を、著者の実弟でCMディレクターの図師三千男が映画化。終戦間近の宮崎県で出会った少女と兵士が、40年間ひそかに育んだ想いを描くヒューマン・ドラマ。出演は、ドラマ『本日も晴れ。異状なし』の夏未エレナ、舞台『イタズラなKiss 恋の味方の学園伝説』の颯太。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年6月20日
キャスト 監督図師三千男
原作松浦百合子
出演夏未エレナ 颯太 美木良介 松本明子 水沢アキ 温水洋一 梅津栄 水木大介 松山メアリ 若宮優子 西崎彩 吉田大蔵 小島一洋 久保田智也 高村竜馬 伊藤翔 Dr.ZUMA 風間トオル 麻生祐未
制作国 日本(2008)
上映時間 114分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:34

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