破天荒力 A Miracle of Hakone 作品情報

はてんこうりょく

松沢神奈川県知事原作のベストセラー、映画化

24歳の“僕”(崎本大海)は、松下政経塾の三期生である。三浦半島100キロを24時間で歩き切るという松下政経塾の名物行事の日、同期生の藤川(水元秀二郎)、明子(堀まゆみ)ら5人でやっとの思いで走破する。この「100キロ行軍」は塾長の「現場へ実際に行って人々の意見を直接聞くことから政治は始まる」という信念のもとに行われているものだった。こうして現地現場主義を学んだ“僕”たちは、箱根に向かった。日本最大級の観光地になった原動力を調べるために。

「破天荒力 A Miracle of Hakone」の解説

松沢成文・神奈川県知事が上梓した「破天荒力~箱根に命を吹き込んだ“奇妙人たち”」は、老舗ホテル・富士屋ホテルを創業した山口仙之助ら箱根の開発に尽力した人物や、二宮尊徳や福沢諭吉らの足跡を紹介したもの。その原作を、実業家・浅野総一郎の生涯を描いた「九転十起の男」の市川徹監督が映画化した。単に歴史をなぞるだけでなく、松沢知事の「現地現場主義」や「歴史教育のすすめ」といった政治思想が色濃く反映されており、いかに苦労して先輩たちが郷土づくりを進めてきたか、郷土の発展を目指してきたかを、深い郷土愛に基づいて描かれていて興味深い。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年2月16日
キャスト 監督市川徹
出演崎本大海 水元秀二郎 堀まゆみ
配給 sazanami
制作国 日本(2008)

(C)松沢成文/講談社

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最終更新日:2020-06-23 10:57:08

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