ミッション・イン・モスクワ 作品情報

「テロリストがモスクワ市内に仕掛けた爆弾が、ちょうど48時間後に爆発する」という言葉を残して、テロ組織を追っていた捜査官が殺される。特殊作戦部隊が総動員し、爆弾が仕掛けられた場所の調査を始めるが、唯一の希望は最近結成されたばかりの、テロ対策スペシャルチームのみ。そのスペシャルチームを構成するのは、スピード狂でアドレナリン全快の元特殊作戦隊員マクス（アンドレイ・メルズリキン）、ペンタゴンのサーバーを破壊した経歴を持つコンピューター・ハッカーのアンナ（オクサナ・アキンシナ）、その知能や地位より美貌が勝る心理学者のオリガ（アナスタシア・マケーエワ）、卓越した嗅覚と第6感が目の役割を果たす盲目の爆弾処理員クロット（レオニド・ヤルモルニク）、そして彼らをまとめるボスのスタールシー（マクシム・スハノフ）の5人である。スペシャルチームが捜査を始めようとすると、「捜査側に反逆者がいる」というメッセージを含んだマイクロチップが見つかる。スペシャルチームのメンバーは「48時間後」という情報だけを手掛かりに、爆弾テロ犯と、彼の仕掛けた爆弾を探し回る。一方、テロリストは冷静に、テロ対策チームの周囲に罠を仕掛けていくのであった。