フミの帽子 作品情報

ふみのぼうし

デビュー作『ゴーグル』で、高い評価を得た櫻井剛の最新作。

数週間後の発表会の為に、練習している小学生達。でも、毛糸帽をかぶったフミだけは元気がない。フミが元気がないのは、お母さんがいないから。赤ちゃんが生まれるから入院中なのだ。赤ちゃんが生まれるのは嬉しいけど、寂しくてたまらないフミは、お母さんにいつになったら帰ってくるのか訊ねる。するとお母さんは、窓の外を眺めながら、「桜の花が咲いたらね」と答える。その日から桜の咲く日を心待ちにするフミ。フミを心配する商店街の大森と古森。二人なりにフミを応援しているが、周りの大人達が子供に無関心なのも少し気になる。そんなある日、いつも通るはずのフミが通らない…。

「フミの帽子」の解説

初監督作『ゴーグル』で、子供の過酷な現実とそれでも消えない希望と勇気を瑞々しく描いた櫻井剛の最新作は、小さな不安を抱えながら少しずつ成長していく子供達と彼らを温かく見守る大人達によるハートウォーミングな作品『フミの帽子』。社団法人日立青年会議所の創立40周年を記念して作られたこの映画は、監督の故郷である茨城県日立市で全編を撮影。オールキャストも日立市民が演じています。多くの市民の方々の協力を得て製作されたこの映画そのものが、今はもう少なくなってしまった、人と人との優しい繋がりに溢れています。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年11月4日
キャスト 監督櫻井剛
出演塩原由梨香 塩原由梨奈 加藤眞一
配給 フミの帽子製作委員会
制作国 日本(2006)

(C)フミの帽子製作委員会

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最終更新日:2016-02-12 15:50:48

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